●天満敦子 渾身のバッハ第1夜
(日 時) 2002年11月1日(金)19時開演
(会 場) 神戸新聞松方ホール
(出 演) ヴァイオリン:天満敦子
(曲 目) バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
(入場料) S:3,500円/A:2,500円/2回連続券S:6,000円/同A:4,000円
※松方ホールには何度も登場されている天満さんが、いよいよバッハの無伴奏作品全曲に挑まれれます。2夜に渡っての演奏会、彼女の気合の入った演奏に期待がかかりますね。
●NHK交響楽団
(日 時) 2002年11月2日(土)19時開演
(会 場) 京都コンサートホール・大ホール
(出 演) ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ
(曲 目) ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ブラームス/交響曲第1番ハ短調Op.68
(入場料) S:10,000円/A:8,000円/B:5,000円/C:3,000円
※ドイツ音楽の本流を汲んでいると言うてもいいのでしょう、サヴァリッシュさんとオピッツさんとの競演という何とも素敵な演奏会です。このお2人の演奏で、ベートーヴェンとブラームス、これはぜひとも聴きたいものです。
●フランクフルト放送交響楽団
(日 時) 2002年11月3日(祝・日)14時開演
(会 場) フェスティバルホール
(出 演) ヒュー・ウォルフ指揮フランクフルト放送交響楽団
ヴァイオリン:樫本大進
(曲 目) ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番Op.72a
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」ハ短調OP.67
(入場料) S:10,000円/A:8,000円/B:6,000円/Box:11,000円
※名門フランクフルト放送響が、新進気鋭の指揮者、ウォルフさんと共に来日します。彼らがどんなサウンドを聴かせてくれるのか、楽しみです。
●オペラファンタジーVol.2 ラ・ジョコンダ
(日 時) 2002年11月3日(祝・日)14時開演
(会 場) 神戸文化ホール・中ホール
(演 目) ポンキエッリ/歌劇「ラ・ジョコンダ」
(出 演) ジョコンダ:田中潤子
ラウラ:荒田祐子
エンツォ:山本裕之
バルナバ:伊藤正
チェーカ:野上貴子
アルヴィーゼ:花月真
ズァーネ/嶋本晃
聖歌隊員:島崎彰
イゼーポ:竹内直紀
水先案内人:渕上博勝
貞松・浜田バレエ団
ピアノ:小梶由美子
指揮:井上誠貴
(入場料) 5,000円
※オペラ「ラ・ジョコンダ」のハイライト版公演です。神戸で活躍する声楽家達による競演で、このグランドオペラの魅力を味わえることでしょう。(できるなら、こういうのこそ、かつてのアーバンオペラで取り上げてほしいものですが…)
●ザ・シンフォニー特選コンサートVol.4 大友直人の神秘
(日 時) 2002年11月4日(休・月)15時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) 大友直人指揮京都市交響楽団
(曲 目) レスピーギ/リュートのための古代舞曲とアリア第3集
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「火の鳥」
バレエ音楽「春の祭典」
(入場料) A:5,000円/B:4,000円/C:3,000円/D:1,000円
※名手、大友さんがストラヴィンスキーのバレエ音楽2曲を引っ下げてシンフォニーホールに登場です。「ハルサイ」と「火の鳥」、そのダイナミックなオーケストラ・サウンドを存分に味わいたいですね。
●アッカルド弦楽四重奏団
(日 時) 2002年11月7日(木)19時開演
(会 場) イシハラホール
(出 演) アッカルド弦楽四重奏団
ヴァイオリン:サルヴァトーレ・アッカルド/マーガレット・バジャー
ヴィオラ:トビー・ホフマン
チェロ:ロッコ・フィリッピーニ
(曲 目) ボロディン/弦楽四重奏曲第2番ニ長調
シューベルト/弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」D.703
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」D.810
(入場料) 5,000円
※名手たちのそろうアッカルド・カルテットの演奏会、シューベルトの作品を中心にしたもので、その豊かな音の世界を楽しめそうですね。
●ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
(日 時) 2002年11月8日(金)19時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
アルト:ミシェル・デ・ヤング
アーノルト・シェーンベルク合唱団
桃太郎少年合唱団
(曲 目) マーラー/交響曲第3番ニ短調
(入場料) S:20,000円/A:16,000円/B:12,000円/C:6,000円
※ヨーロッパの名門オーケストラがやってきます。マーラーの曲も得意としているシャイーとロイヤル・コンセルトヘボウという組み合わせで、3番シンフォニーという大曲を聴くことができるというのは、すごいことですね。この秋1番のお薦めかもしれませんね。
●漆原啓子&漆原朝子 ヴァイオリン・デュオリサイタル
(日 時) 2002年11月9日(土)18時開演
(会 場) 青山音楽記念館(バロックザール)
(出 演) ヴァイオリン:漆原啓子/漆原朝子
ピアノ:林絵里
(曲 目) ルクレール/2つのヴァイオリンのためのソナタハ長調Op.3-3
武満徹/揺れる鐘の夜明け
イベール/2つの間奏曲
シュポア/2つのヴァイオリンのためのデュオOp.67-3
モシュコフスキー/2つのヴァイオリンとピアノのための組曲ト短調Op.71
(入場料) 2,500円
※ヴァイオリンの漆原姉妹によるデュオリサイタルです。息の合った素敵な演奏を聴かせてくれることでしょう。
●アメリカに恋した曲たち
(日 時) 2002年11月10日(日)14時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) 十束尚宏指揮大阪センチュリー交響楽団
ピアノ:デニス・マツーエフ
(曲 目) ミヨー/バレエ音楽「世界の創造」
ガーシュイン/ラプソディー・イン・ブルー
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
(入場料) A:5,000円/B:4,000円/C:3,000円/D:1,000円
※前回のチャイコフスキー・コンクールの優勝者、マツーエフさんがまたしても来日公演を行います。しかも、今回は、ラフマニノフの名曲、3番コンチェルトに加えて、マツーエフさん自身、ジャズ好きということでラプソディー・イン・ブルーも。これは是非とも聴いてみたいものですね。
●天満敦子 渾身のバッハ第2夜
(日 時) 2002年11月15日(金)19時開演
(会 場) 神戸新聞松方ホール
(出 演) ヴァイオリン:天満敦子
(曲 目) バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調
(入場料) S:3,500円/A:2,500円/2回連続券S:6,000円/同A:4,000円
※天馬さんのバッハの無伴奏シリーズの2回目です。第1夜に続いて、素敵な演奏を聴かせてくれることでしょう。
●ナタリー・シュトゥッツマン コントラルト・リサイタル
(日 時) 2002年11月15日(金)19時開演
(会 場) イシハラホール
(出 演) コントラルト:ナタリー・シュトゥッツマン
ピアノ:インゲル・ゼーデルグレン
(曲 目) シューマン/12の詩Op.35
フォーレ/愛の歌Op.27ー1
夢のあとにOp.7ー1
ショーソン/魅惑Op.2ー2
イタリアのセレナードOp.2ー5
アーン/クロリスに
ドビュッシー/麦の花
髪
プーランク/このやさしい小さな顔
愛の小道
他
(入場料) 5,000円
※味わいのある深い響きの歌をいつも聴かせてくれるシュトゥッツマンさんがイシハラホールに登場です。彼女の歌い上げる世界を堪能したいですね。
●スタニスラフ・ブーニン ピアノ・リサイタル
(日 時) 2002年11月16日(土)17時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) ピアノ:スタニスラフ・ブーニン
(曲 目) シューベルト/さすらい人幻想曲
「ウィーンの夜会」より 第7番
リスト/練習曲「ため息」/「小人の踊り」
ショパン/ポロネーズ第6番「英雄」
ラフマニノフ/13の前奏曲OP.32より
プーランク/3つの小品/間奏曲
(入場料) A:10,000円/B:8,000円/C:6,000円/D:4,000円
※ブーニンさんと言うと、どうしてもショパンのイメージが強いのですが、今回のリサイタルではシューベルトからプーランクまでという多彩なプログラムを組んでいらっしゃいます。これはなかなか聴き応えがありそうですね。楽しみです。
●迫昭嘉ピアノ・リサイタル
(日 時) 2002年11月16日(土)18時開演
(会 場) 神戸新聞松方ホール
(出 演) ピアノ:迫昭嘉
(曲 目) ショパン/ピアノソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
シューマン/子供の情景Op.15
リスト/ピアノソナタロ短調
(入場料) 3,500円
※昨年、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲チクルスを行った迫さんですが、今年はロマン派の曲をたっぷりと聴かせてくれるようです。ショパンやリストのソナタ、楽しみですね。
●ライナ・カバイヴァンスカ フェアウェル・コンサート
(日 時) 2002年11月20日(水)19時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) ソプラノ:ライナ・カバイヴァンスカ
ピアノ:ニコレッタ・メッツィーニ
(曲 目) ルビンシュタイン/歌
ドヴォルザーク/「ジプシーの歌」Op.55より
ヴェルディ/歌劇「オテロ」より アヴェ・マリア
マスネ/エレジー
歌劇「マノン」より さようなら私達の小さなテーブルよ
ヴェルディ/歌劇「椿姫」より さようなら過ぎ去った日よ
プッチーニ/太陽と愛
歌劇「蝶々夫人」より ある晴れた日に
トスティ/別れの歌
かわいい口もと
チレア/歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より 私は芸術のいやしい召使いです
プーランク/愛の小道
プッチーニ/歌劇「トスカ」より 歌に生き、恋に生き
(入場料) A:10,000円/B:8,000円/C:6,000円/D:3,000円
※「トスカ」で一代を風靡したというカバイヴァンスカさんが、久しぶりの来日だそうです。”フェアウェル・コンサート”というのが、やや気になりますが、彼女の美しい声を堪能したいですね。
●おおさか・元気・クラシック
(日 時) 2002年11月21日(木)19時開演
(会 場) NHK大阪ホール
(出 演) 小田野宏之指揮大阪センチュリー交響楽団
ヴァイオリン:大谷玲子
(曲 目) ウェーバー/歌劇「オベロン」序曲
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調「運命」
(入場料) 1,500円/4回通し券:5,000円
※「関西の若手バイオリニスト」シリーズの第3回目は、ソロ活動のみならず、「Opus1」等での室内楽でも活躍されている大谷さんの登場です。彼女のチャイコフスキー、楽しみですね。
●ジェシー・ノーマン ソプラノリサイタル
(日 時) 2002年11月23日(祝・土)18時開演
(会 場) アルカイックホール
(出 演) ソプラノ:ジェシー・ノーマン
他
(曲 目) 不明
(入場料) S:16,000円/A:12,000円/B:8,000円
※アルカイックホールの開館20周年を記念して、何と、ジェシー・ノーマンさんが登場です。迫力のある彼女の美声を生で聴くことのできる、またとない機会ですね。何とも豪勢な演奏会です。
●エーテボリ交響楽団
(日 時) 2002年11月24日(日)14時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団
ヴァイオリン:ジュリアン・ラクリン
(曲 目) シベリウス/ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
マーラー/交響曲第1番「巨人」
(入場料) A:10,000円/B:8,000円/C:6,000円/D:4,000円
※ヤルヴィ指揮のエーテボリ響が5年ぶりにシンフォニーホールに登場です。しかも、このコンビでマーラーをやるというプログラム。これはぜひとも聴いておきたいものです。
●ルイサダ&ターリヒ弦楽四重奏団
(日 時) 2002年11月26日(火)19時開演
(会 場) シンフォニーホール
(出 演) ピアノ:ジャン=マルク・ルイサダ
ターリヒ弦楽四重奏団
コントラバス:吉田秀
(曲 目) ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲「アメリカ」
ブラームス/ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
ショパン/舟歌
ピアノ協奏曲第1番
(入場料) A:5,000円/B:4,000円/C:3,000円/D:1,000円
※フランスの名手、ルイサダさんが、チェコの名門、ターリヒ弦楽四重奏団と競演、その曲が何と、ショパンのコンチェルト1番。これをピアノ六重奏で演奏しようというのです。何でも19世紀のパリのサロンで実際にこの形式で演奏されたこともあるらしいのですね。それを再現しようというわけです。楽しみな演奏会ですね。
●松山バレエ団
(日 時) 2002年11月28日(木)19時開演
(会 場) フェスティバルホール
(出 演) 主演:森下洋子/清水哲太郎
松山バレエ団総出演
台本・出演・振付:清水哲太郎
河合尚市指揮エウフォニカ管弦楽団
(演 目) チャイコフスキー/くるみ割り人形
(入場料) S:12,000円/A:10,000円/B:7,000円/C:5,000円
D:4,000円/Box:15,000円
※松山バレエ団による「くるみ割り人形」、クリスマスにはまだちょっと早いですが、森下洋子を迎えての公演は、またとない最高のものになることでしょう。名舞台に期待したいですね。
●坂本恵子ピアノ・リサイタル
(日 時) 2002年11月28日(木)19時15分開演
(会 場) 神戸新聞松方ホール
(出 演) ピアノ:坂本恵子
(曲 目) ハイドン/ピアノソナタホ短調Hob.XVI-34
シューベルト/3つのピアノ曲D.946
ウェーベルン/ピアノのための変奏曲Op.27
シューベルト/ピアノソナタ第21番変ロ長調D.960
(入場料) 3,000円
※今年の2月にオール・ブラームスのプログラムで好評を得ていらっしゃる坂本さんが、今度はシューベルト中心のプログラムのリサイタルです。今回もまた聴き応えがありそうで、楽しみですね。
●チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(日 時) 2002年11月30日(土)19時開演
(会 場) 京都コンサートホール・大ホール
(出 演) ヤコフ・クライツベルク指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:庄司紗矢香
(曲 目) ドヴォルザーク/「謝肉祭」序曲Op.92
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
マーラー/交響曲第1番ニ長調「巨人」
(入場料) S:12,000円/A:9,000円/B:6,000円/C:3,000円
※マーラー演奏に定評のあるクライベルクさんが、名門チェコ・フィルを引き連れてやってきます。このコンビでの「巨人」、何かすごそうで、楽しみです。また、庄司さんのヴァイオリンもとても楽しみですね。
●おおさか・元気・クラシック
(日 時) 2002年12月2日(月)19時開演
(会 場) NHK大阪ホール
(出 演) 藤岡幸夫指揮関西フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:玉井菜採
(曲 目) ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調
(入場料) 1,500円/4回通し券:5,000円
※「関西の若手バイオリニスト」シリーズの最後は、京都出身の玉井さん。力いっぱいのベートーヴェンが聴けそうで、楽しみです。
●ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ/魔笛
(日 時) 2002年12月6日(金)18時30分開演
(会 場) フェスティバルホール
(演 目) モーツァルト/歌劇「魔笛」
(出 演) ルベン・シルバー指揮ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場管弦楽団&合唱団
芸術監督:ステファン・ストコフスキ
演出:リシャルド・ペリット
(入場料) S:12,500円/A:10,000円/B:8,000円/C:6,000円
D:4,000円/Box:15,000円
※3年前にも来日して素敵な「フィガロの結婚」を見せてくれたワルシャワ室内歌劇場が今年もやってきます。世界で唯一という、モーツァルトの全オペラ21作を上演しているモーツァルト劇場による「魔笛」、これは楽しみですね。