2001年4月14日の藤倉地区の洞窟巡りに行きました。 参加者は富永、大喜多、藤井、内山、小山の計5人であった。まずはじめに熊の穴1、2に行くことにしました。 熊の穴の場所は山の名前と標高しかわからなかったのですが、 とりあえず、あると思われる場所に行ってみました。 そこは数ヶ月前に山火事があったらしく、木々はみな焼け 丸坊主となっていました。 そのせいで、簡単に洞口を見つける事ができました。 洞口は高さ1メートル程度ありましたか、入洞するとすぐに いきどまりで、3メートル程度の小穴でした。 これが熊の穴1のようです。 次に岩壁を回り込み、熊の穴2にいきました。 こちらの洞口は非常に小さく、匍匐前進での入洞となりました。 しかしすぐに立てるようになり、10メートル程度続いていました。 再び天井が低くなり最奥部は匍匐前進となりました。 獣のにおいがしたので、巣になっている感じもしました。
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熊の穴1 熊の穴2 次に、地獄穴に向かいました。 前回、洞口を確認してあったのでピンポイントでたどり着くことができました。 地獄穴は縦穴なので、ロープをセットして、SRTで次々と交代で入洞しました。 洞内は13メートル程度で、洞外の光が洞床まで届き非常にきれいでした。 洞内には階段が組んでありましたが腐っているのでおそらく使えないと思われます。
地獄穴のそばには30メートル近くの幻の縦穴があるという情報があったので 帰り道がてら、洞窟探索をしてみることにしました。 すると、内山さんが洞窟らしき物を発見しました。 入洞してみると、深さ3メートルくらいのクラックがあり、 チムニーで降りてみました。 クラック下からさらに下層部がありました。洞奥から風の流れがありますが、 狭くて行くことはできませんでした。 とりあえず、総延長20メートル程度のクラック穴で、藤倉の割れ穴と命名しました。
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地獄穴 藤倉の割れ穴
次に車で少し移動して肝試しの穴へ向かいました。 肝試しの穴は思ったよりも立派な壁にありました。 大喜多、小山、富永の3人のみ入洞してみました。 天井が低く、終始匍匐前進の10メートル程度の洞窟でした。 最奥部では外光が見えましたが、狭すぎてたので通り抜けはあきらめました。 肝試しの穴