古事記 神武東征
zinmutousei History MUSEUM
2017.08.

神話の世界・ 神々の系譜
Mythical world・Genealogy of pantheon
Munahuda(式内社) of kusaoka Shinto shrine


 古事記:朝日新聞出版/監修 三浦佑之より転記

    ◇神武東征経路
    古事記:神代編~人代編へ
    天孫降臨の地・日向を旅立つ神倭(カムヤマト)伊波礼毘古命(イハレビコ)(神武天皇)と
    五瀬命(イッセイ)は、大和・畝傍の橿原の地に向かう。



  1. 日向・高千穂の宮
    現在の宮崎県西臼杵郡高千穂町 (伝承地1)
    現在の宮崎・鹿児島県境の霧島山近傍 (伝承地2)

  2. 1、高千穂町・天安河原
  3. 日向・美々津の港から出港
    現在の日向市美々津町



  4. 豊国・宇沙(宇佐)の足一騰(あしひとつあがり)の宮
    現在の宇佐市上拝田の足一騰宮旧跡地
  5. 筑紫・岡田の宮に 1年
    現在の北九州市八幡西区黒崎地区
  6. 安芸・多祁理(たけり)の宮に7年
    現在の広島県安芸郡府中町の多家神社
  7. 吉備・高嶋の宮に 8年
    現在の岡山市南区宮浦の吉備高嶋宮
  8. 1、神武天皇、岡田の宮 2、神武天皇、多祁理の宮(多家) 3、神武天皇、宇陀の穿(宇陀の血原) 
  9. 速吸の門(はやすいのと)
    現在の明石海峡
  10. 浪速(波速)(なみはや)の渡りを過ぎる
    現在の上町台地と生駒山地の間の潟湖への入り口
  11. 白肩津の港に着く
    現在の大阪東部の生駒山が海岸であったとされる(日下町の東方山腹に石碑)
  12. 日下の楯津(たてつ)(イッセイは手に矢を受ける)
    現在の東大阪市日下は生駒山脈の麓は当時海
  13. 和泉灘の血沼の海(イッセイが手を清める)
  14. 現在の大阪府南部に面した和泉灘。岸和田や和泉辺りから淡路島にかけての海域


  15. 孔舎衛坂(くさえざか)の敗戦
    現在の生駒山越え(日本書紀)
  16. 1、旧官幣大社。祭神は彦五瀬命。竈山神社:和歌山市和田438 1、竈山神社の由来
  17. 紀の国・男の水門(おのみなと)に着く
    現在の大阪府泉南市
  18. 紀の国・竈山(かまやま)(イッセイの墓)
    現在の和歌山市


  19. 熊野の村(太刀を献上、八咫烏)
    大きな熊(神)が現われ病に倒れるが太刀を奉納し事が収った。その後、八咫烏が先導する。
    この太刀は石上神宮(天理市)に鎮座
    現在の和歌山と三重の県境
  20. 吉野の山に入る
    現在の奈良県南部
    吉野郡川上村に 「井光」 の地名がある。
  21. 宇陀の穿(うだのうかち)(宇陀の血原)
    土着の氏族に服従を迫った。偽りの降伏がわかり、兄を裏切る。 血原川
    現在の奈良県宇陀市菟田野区に 「宇賀志」 の地名がある。
  22. 忍坂(おさか)の大室
    大きな岩穴の土着民(蜘蛛)に食事を振る舞い、歌を合図に一斉に撃ち殺す
    現在の奈良県桜井市
  23. 1、橿原の宮
  24. ナガスネビコへの復讐
    兄イッセイの復讐を果たす。
    天つ神の末裔なる証拠に宝物を献上し、あらぶる神を帰順させ、従わない人々を打ち払う。
  25. 大和の畝傍(うねび)の橿原の宮で天下を治める。
    現在の奈良県橿原市

  26. 神の御子
    神武天皇は橿原の宮で伊須気余理比売(いすけよりひめ)を妻に迎え3人の御子生まれる。 その御子の一人、第二代の皇位継承を綏靖(すいぜい)天皇と定める。
1、神武天皇、美々津の港から船出(日向市) 2、宇佐八幡宮 3、吉備津神社:津高島の宮 4、神武天皇陵:橿原の宮
美々津港(日向市)~畝傍の橿原の宮(橿原市)迄


Ⅰ.
奈良県立橿原考古学研究所付属博物館
Ⅱ.
桜井市
纒向遺跡

島根県立 古代出雲歴史博物館
上塩治築山古墳(出雲):大和朝廷へ帰順した大豪族(復元)/6世紀後半

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