神代・高天原の世界
古事記・日本書紀の記述
支配者の象徴、三種の神器
- 鏡・八咫鏡〜現在、伊勢神宮の神体
- 玉・八尺瓊勾玉〜皇居の御所に安置
- 剣・天叢雲剣(草薙剣)〜現在、熱田神宮の神体
- 三種の神器は帝祖・瓊瓊杵尊が天界から地上に降臨した際、王者の証(支配者の象徴)として天照大神より授けられたものだという。儒教では、鏡は「知」、勾玉は「仁」、剣は「勇」といい、三種の神器は三徳を表わすという。
- 日本神話(高天原世界)では、鏡と玉は天照大神の岩戸籠もりの時に造られ、剣は素戔嗚尊が山岐大蛇を退治したとき、その尾の中から出現し、霊剣故に素戔嗚が天照大神に献上したとされている。
- 後に、第12代景行天皇40年(110年)の時代、日本武尊が草薙剣(を尾張国に持ち出した(熱海神宮縁起:焼津市)。東国征服に大いに役立ったといわれている。
【草岡神社奉賛会】
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