[年代] 鎌倉時代中期 建長〜文永年間(1249〜1274) [法量] 桧寄せ木つくり 木造彩色 像高:風神112cm 雷神99.8p [作者] 湛慶統括 [所蔵] 三十三間堂蔵 [解説] 風神・雷神像 国宝 インド最古の教聖典「リグ・ウエーダ」に登場する神で、自然現 象を”神格化”した原始的神。 風神は数頭立ての馬車で天を駆けて悪神を追い払い豊貴栄達を 授ける神。雷神は水神の神。仏教では仏法を守る役目で悪を懲 らしめ善を勧めて、風雨を整える。 (文:三十三間堂の公式ホームページより)
[年代] 江戸時代 17世紀 [法量] 紙本金地著色 二曲一双 横154.5p 縦169.8p [作者] 俵屋宗達筆 [所蔵] 建仁寺蔵 [解説] 風神雷神図 国宝 雷神拡大 三十三間堂の風神雷神像や、江戸期になって、 「北野天神縁起絵」 (弘安本系)が流布をする。これらを抜き取って屏風にした俵屋宗達。 ![]()
[年代] 江戸時代 18世紀 [法量] 紙本金地著色 二曲一双 横181.8p 縦164.5p [作者] 尾形光琳筆 [所蔵] 東京国立博物館蔵 [解説] 風神・雷神屏風(光琳模写) 重文 雷神拡大 風神・雷神はもともと千手観音の眷属で、他の二十八部衆ととも に尊崇された。これは宗達の最高傑作を光琳が模写したもの。 ![]()
[年代] 江戸時代 文政3年(1820)頃 [法量] 紙本金地著色 二曲一双 横170.2p 縦170.7p [作者] 酒井抱一筆 [所蔵] 出光美術館蔵 [解説] 風神・雷神屏風(酒井模写) 雷神拡大 風神・雷神はもともと千手観音の眷属で、他の二十八部衆ととも に尊崇された。これは光琳の模写を酒井抱一が模写したもの。 ![]()
[年代] 鎌倉時代 承久元年(1219) [法量] 1幅、絹本着色、縦81cm・横41cm [作者] 不詳 [所蔵] 北野天満宮蔵 [解説] 北野天神縁起絵巻(承久本) 清涼殿霹靂時平抜刀 雷神拡大 図は、清涼殿に壮絶な稲妻がたてつづけにおこり左大臣藤原時 平は独り太刀を抜いて天神となた菅公に睨みながら語りかける 場面である。 ![]()
[年代] 近世初期 [法量] [作者] 不詳 [所蔵] 京都府 常照皇寺蔵 [解説] 天神縁起絵巻 風神雷神図 雷神拡大 図は、右端の風神によって暴風雨が惹起きされ、お召しのかか った尊意が洪水の中を禁裏へ急ぐ。風神雷神を一画面で描いた天 神縁起は他にもあったと思われる。宗達はこの種の絵巻物から着 眼したと考えられています。 ![]() |