日本語名 長洲
英語名 Cheung Chau
国名 中華人民共和国香港特別行政区
・2010年5月16日 作成
訪れた日 2009年6月6日
 

高層ビルがひしめくセントラルから高速船で30分、漁船が多く停泊している港に到着する。船を降りればそこはリゾート。海鮮の店が並び、オープンテラスで食事をする観光客の姿も目立つ。欧米人の姿が目立つのが香港らしい。派手に露出した服装の女性も多く、目のやり場に困る。別にリゾート気分を味わいに来たわけではないので、早々に山を目指した。

長洲は香港の数ある小さな離島のひとつだが、船の便も多く便利で手頃な観光地である。北側と南側の小高い山が中央の狭い砂州で繋がっている。人々は砂州の狭い地域に密集して住んでいるが、香港のように高層建造物もないし昔ながらの街並みを見る事ができる。長洲で有名なのが饅頭節。色々なコスプレをした人が島を練り歩いたり、大きな饅頭の塔を造ったり、それは盛り上がるようだ。残念ながら今回はその時期を逃してしまった。

ひとりでリゾートにいても仕方ないので、歩いて南東のハイキングコースを行く。この山の上からの眺めは最高で、青い海に浮かぶ長洲を一望できる。香港にいる事を思わず忘れてしまう。山を降りて、港と反対側のビーチに出てみる。香港から遊びに来た海水浴客などもいる。海も綺麗だし、都会の喧騒から30分でこのようなリゾートに出る事が出来るのが信じられない。

北側のハイキングコースも歩きたかったが、疲れたので小船で移動する。漁船よりも小さな船で湾内を行くと、南国の離島にいる気分が最高潮に達してきた。小さな寺院や展望台、そして洞窟などを見て、海岸沿いの歩道を少し歩く。こちらは岩山になっていて巨大な石の間を縫うように進む。この雰囲気、神奈川県の猿島に似ている。訪れる人も少なくなく、カップルや若者のグループも多く華やかである。

いい加減疲れてきたので、適当に散策して、また小船で街に戻る。ここでリゾート気分を味わっても良いのだが、独りでは空しいだけである。名残惜しいが日が暮れる前に香港に戻る事とする。


香港(中環)から船で30分。漁船がひしめく港に到着
リゾートっぽい服装の人が目立つ
景色は素晴らしいのひとこと
海水浴場もある
街並みもどこかリゾート
北帝廟(ここで饅頭祭りが行われる)
集落内は小船で移動
江ノ島っぽい雰囲気
香港の灯台

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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