日本語名 |
バタワース |
英語名 |
Butterworth |
国名 |
マレーシア |
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ペナン島側から乗船した船はコーンウォリス灯台を左手に眺めつつ海峡に出た。桟橋は二つあって交互運行されている。香港のスターフェリーを連想させる。運航は15分(20分だったかも)で、車も乗せられる本格的フェリーだった。ペナン大橋で渡ると、かなり長いと思っていたが、フェリーでは20分。ペナン側は高層ビルや歴史的建造物が目立つが、バタワース側はガントリークレーンなどもあり、どちらかというと港湾地区。到着すると乗客の殆どはバスターミナルに向かう。そして料金は払っていない。
ペナン島には鉄道が無い。海外に訪れた時にテンションが上がるのはその土地の鉄道に乗る時である。地下鉄でも構わない。残念ながら、ペナンにはそれが無い。しかし、対岸のバタワースには駅がある。そこでフェリーに乗って訪れてみた。
バスターミナルはすぐにわかったが、鉄道駅はすぐには見つからなかった。ただし線路はあったので、それを辿ると駅が見えた。バスターミナルは大勢の乗客で賑わっていたが、駅には誰もいない・・・と思ったら2名のアジア人の男性客がカメラ片手に会話していた。聞き耳をたてると日本人で、鉄道談義をしていた。1日に数本の運転本数では鉄道が交通機関として役割を果たしているとは言い難い。別の機会に、現地の人と話す機会があったが鉄道なんて使わない。飛行機が早いし、高速バスは安くて便利、自分はマイカー派だと言われた。
帰りのフェリーに乗る際に料金を取られた。片道だけ利用するわけないから、料金は片側だけで徴収するという事らしい。合理的とも言えるが、なんか適当だなぁ・・・と思う。サリーを纏った女性が多くここがイスラム教文化の海外なんだなぁ・・・と感じた。
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ペナン側から乗船、船は交互に出発する。 |
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船室もデッキも吹き抜けで風通しが良い。 |
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バタワース到着、バスステーションは賑わっているが鉄道駅は・・・ |
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オブジェもあり、鉄道もそれなりに認知されていそうであるが、列車が殆ど発着しない駅は寂しい。いつの日かここかから列車に乗りたいものだ。 |
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