日本語名 ペナン島 ガーニー
英語名 Gurney
国名 マレーシア
・2013年4月6日 作成
訪れた日 2011年4月19日
 

常夏の島の夕方、海風にあたりながらビールを流し込む。軽い疲労も心地よく感じてくる。何とも優雅である。ペナン島はリゾート地として知られていて、正直言えば出張ではリゾート地区に泊まりたくないが、本島の工業団地の中にはホテルは無く、このリゾート地区に泊まらざるをえなかった。いくら優雅にしていても、頭のどこかで仕事の事を、会社の事を考えてしまうのが残念である。

2011年末から12年にかけてマレーシア出張が続いた。普段は、ジョージタウンという街中に泊まるのであるが、同行者によってはリゾートホテルが立ち並ぶこのガーニー地区に泊まれる事もあった。この地区は、海沿いの、道路にレストランが並ぶガーニー・ドライブが有名であるが、ショッピングセンターもあり、都会的雰囲気も感じられるところである。私の感覚ではアジアは混沌としていのが良い。ここは、少し綺麗すぎると感じてしまうのであるが・・・。

食事まで若干の時間があったので、ホテル付近を散歩してみた。マレーシアはイスラム教の国であるが、華僑も多く住んでおり中国式の寺院も多い。そして、この付近にはタイ式の寺院と、ビルマ式の寺院が並んで建っている場所がある。ビルマの寺院に入ろうとしたら、タイの寺院を先に見るように言われた。閉館時間が迫っており、見学時間を考慮してのアドバイスだが、どことなくテーマパークのように感じてしまった。


ガーニー地区で泊まった事は一回だけであるが、目前のオーシャンビューは素敵であった。
この辺りはガーニー・ドライブといわれて。海沿いの道に露店が並ぶ。露店といっても、多少高級感があって、オープンテラスのレストランと言った方が適切かもしれない。この日は早めに仕事が終わったので、ここで海を眺めながらビールを飲んで夕涼みしていた。何とも幸せな気分になってきた。
これは何の寺院か判らなかったが、何となく形が気に入って撮影した。。
寝釈迦仏寺院。後で調べたら撮影禁止だったとか・・・。タイ式の寺院である。タイの大仏は眠っておられる事が多い。ここはイスラム教の土地であるが、多くの民族が集まっているので、多国籍化している。この寝釈迦仏は最大級の大きさらしい。
マレーシア唯一のビルマ寺院。寝釈迦仏寺院(タイ式)の目の前にある。写真は寺院の中のタイ式の本堂。ビルマ仏教式の袈裟を纏った僧侶の姿を見ていると、ここがイスラム教の地である事を忘れそうだ。
黄金のパゴダ(仏塔)。いかにもビルマ式寺院らしい。日本人からみると、どれもド派手に見える。
日本人からみると、どうも怪しげなテーマパークのように映るが、信仰の違いによる感覚の違いであろう。
日本が踏み潰されているのだが・・・。そして形も少しおかしい。でも、悪意があるわけではないからまぁいいか。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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