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昨夜の屋台ぼったくり事件は残念だったが、それほど反日を感じる事なく釜山を歩き回ったが、ひやかしがてら、日本総領事館付近の反日モニュメントを見に行く。慰安婦像に近づくと、警察官がやってくるが、面倒くさそうな雰囲気だった。領事館正面の慰安婦像、すぐ横の徴用工像、そして鄭撥将軍は小西行長と戦った将軍である。
釜山といえば港であるが、小さな船も多く行き交い、古い建物も多く、中心部はこじんまりした印象を受けたが、奥にコンテナ船が水面を埋めつくしている。2019年のコンテナ船の取り扱いランキング6位、東京港の5倍の規模である。アジアの主要ハブ港として機能している。日本は大きな差をつけられている。
影島大橋は日本統治下の1934年に開通した跳開橋である。韓国初の跳開橋であるが、街の中心部でもあり1966年に跳開は停止していたが、1999年に改修、現在は1日に1回、跳開しているそうだ。日本統治下時代のものは、全て排除するのではなく、保存している事に好印象を持った。そして、思うのが日本の勝鬨橋。観光用でも良いから、ここのように1日に1回でも良いので限定的に動かしてもらえないものだろうか。
さて、国際フェリーターミナルからビートルで博多を目指す。この船が最終名古屋行きの新幹線にギリギリ接続できる船である。対馬便とは異なり、日本人で満席になっていて、ターミナルも賑わっていた。博多での時間が無い為、入国手続きの時間が心配であったが、ほとんとノーチェックで日本に入国できた。釜山と博多は隣町みたいなものと聞いていたが、本当に国境を感じかなかった。
日本総領事館付近には反日モニュメントの数々。 | |
今回は乗車しなかったKTX。まるでTGVである。電気機関車方式で、日本には馴染みのないヨーロッパ方式である。 素人ながら、日本の新幹線方式を導入した方が良かったのでは・・・と思う。 |
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。 釜山の中心部はどことなく下町感があるが、釜山港は国際的なハブ港である。 可動橋である影島大橋(右下)。 |
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なぜ、対馬の表示が旧字体(對馬)なのか。 また目的地も、カタカナで「デスティナーション」と表示されていた。 これほど日本と近い釜山なのに、何故だろう。 |