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久しぶりの中国への出張だったが、空港まで車が迎えに来て、そのまま2時間走り、現地入り、現地からも直接空港まで行ったので、正直何処にいるのかさえ理解できなかった。出張先は上海に近い常熟。日系の工場があるが、華やかさには欠けた田舎町という印象だった。しかし、上海のような喧騒はなく、落ち着いた安心できる街であり、好感は持てた。
1日だけあった休日、何処に行こうか・・・。虞山国家森林公园 がハイキングの場所として知られているが、生憎の天気。中国の公園も少し飽きている。それでも、その場所に路線バスに乗って行く事に意義がある・・・。という事で出かけた。
頂上まで登ればまた楽しいのかもしれないが、雨だったので、麓で昼食をとって、少し登って、そしてすぐに降りた。落ち着いたハイキングであったが、露店で買い食いした事が一番楽しかった。そして、夜は日本食居酒屋や中華・・・。同僚と2人で行く場合は、とても食べきれないが、何しろ安い。上海とは物価が違う。
ナイトクラブは場末感しかなかったが、そのようなものが楽しいという年齢では無い。それに、ただ飲むだけなら何でもいい。むしろ、同僚と中華を食べ歩いた方が楽しかった。そんな田舎町だったが、レンタル自転車も普及していて、全体的に日本よりも進んでいる感じは否めなかった。
何度も出張したせいだろうか、それとも歳をとったからだろうか・・・。仕事も順調だったので、何の刺激もなく、食事の思い出しか思い浮かばない・・・。
上海のような大都会とはあきらかに違う雰囲気だが嫌いではない。 物価も安く落ち着いた雰囲気が好ましかった。 |
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虞山国家森林公园にハイキング。路線バスで向かった。10年前は、車を持つ人は少なかったが、ここ数年で自動車の普及率も格段にあがった。しかも高級車が多い。 食べ物では、現地の人に貰ったお菓子が興味深かった。日本の麩菓子に近い食感だったが、次第にふやけてきて、だんだん不味くなってきた。 火鍋にも行ったが、何とも下品な・・・。 |
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