中国の空港といえば巨大空港の印象しかなかった。しかし南寧は日本の地方空港なみのスケール。そして、市内に向かうバスも本数が少ない。旭川空港に降り立ったような錯覚を覚える。
南寧は広西チワン族自治区の首都である。中国の地方都市を訪れたのは初めてであるが、大都会とはあきらかに異なる空気が流れていた。温暖な気候のせいかノンビリした雰囲気で、怖さがあまりなかった。
ベトナムと関わりが深い地域で、人々の顔つきも、南国っぽい雰囲気で、上海でみかける顔とは大分違う。初めて訪れた時は駅前しか散策しなかったので、コンビニも無く、不便なところだと思ったが、後日、バスで中心部に行くとKFC(ケンタッキー・フライドチキン)もあり、他の都市同様に栄えている事がわかった。
ここでは外国人の姿を見なかった。日本企業も進出しているがマイナーな土地である。日本語は何処でも全く理解してもらえなかった(上海や深センでは片言は通じる事がある)。それでも紀行文などを読むと、ベトナムに向かうバックパッカーは訪れるようだ。私たちがここに来たのもベトナム行きの国際列車に乗るためであった。
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交通量は上海などの大都市に比べて少ない |
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このような屋台は華南地区ならおなじみ |
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駅から見た街も落ち着いている |
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中心部の公園 |
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バスから |
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こういう人たちもいずれ都市部に行くのかなぁ・・・ |
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