日本語名 古龍峡
中国語名 古龙峡
国名 中華人民共和国
・2011年6月12日作成
訪れた日 2010年8月14日

ラフティングのボートは明らかに空を飛んだ。衝突して転覆するボートも後を絶たない。滝の下の流れが穏やかな所では、ボートがひしめいていて、水鉄砲や桶で手当たりしだいに近くのボートを攻撃してくる。そして、ひとたび激流に飲み込まれると、これはジェットコースターよりも凄い事になっている。投げ出されないように捕まっていたが、後から激突したボートによって転覆した。周りを見ると、岩場に激突したボートもあり、乗っていた人は負傷していた。おそらく骨折したのでは・・・。

国内にいても海外関係の仕事をしているとお盆休みが無い(緊急連絡が入る可能性があるので休む事が出来ない)。4連休といっても、月曜日の朝には連絡がとれるところにいたい。羽田の国際ターミナルがまだ仮の佇まいの今、香港と羽田を結ぶ夜行便が飛んでいた。これを利用して弾丸ツアーすれば効果的に遊べる。また、お盆であっても香港便の航空券は安かった。

香港の隣にある都市、広州の休日の朝。広場には大勢の人々が溢れていた。その先にはバスの添乗員が大声をあげていた。その中の1台に乗った。目指すは「古龍峡」、ただし、バスはまっすぐに向かわずに、途中、薬草の販売店、お茶の販売店、食品の販売店などに立ち寄る。何処でも部屋に隔離され、店員のパフォーマンスを見せつけられる。芝居がかっていて買う気にもならなかったが、案外売れていた。娯楽の少ない中国の市民がここぞとばかり楽しんでいる光景が印象に残った。昼食はバスの乗客とともに屋台のような所で食べる。とても清潔とはいえないところで、バケツに入ったご飯を食べたが、同じバスに乗った人がお茶を入れてくれたり、話しかけてきたり、結構気を使ってくれた。

古龍峡に到着。まずはバスに乗せられて登山口へ、そこから登山道を歩き、途中の瀑布を滝を見学する。やっとの事でラフティング乗り場に到着する。長い行列が出来ているが、まぁ、マナーの悪い事・・・。まともに並んでいては乗れないという事。さて、ラフティングは前述の通り、距離が非常に長いので多少疲れてしまうが・・・。国内でも経験はあるが、こんなに危険なものは日本では絶対に認められないだろう。


驚くほど多くの人がバス乗り場に集まってくる。ここから様々なコースの日帰り観光バスが出発する
ここで昼食をとった。トイレとかあまりに汚かった。
ラフティングの基地。ここで水着に着替える人が多い
ネットで手に入れたパンフレット
まずは登山道を歩く。途中の瀑布が綺麗だった。
ヘルメットを被ってイザ・・・。クランク状に並ぶが、手すりを乗り越えたり、もう滅茶苦茶
本当に危険なラフティングであった。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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