●大菩薩嶺
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夏なので出かけたい。さりとて、遠くは面倒だ・・・。適当な山という事で、百名山のひとつである大菩薩嶺に連れて行ってもらった。朝早い集合であったが、定期の特急よりも早い時間に出発する臨時列車を見つけて乗車。これが定期特急からは引退してた国鉄時代からの旧型車。「グレードアップあずさ色」といわれる懐かしい車両の登場にテンションがあがる。大月駅で普通列車に乗り継ぎ、甲斐大和駅からバス。上日川峠に到着。標高は1584m、ここから登山を開始するが、目指す大菩薩嶺は2057m。楽勝である。
生憎の天気で、大菩薩峠も、大菩薩嶺もガスの中。富士山はおろか、奥秩父の連山も全く見えない・・・。2時間かけて登ったが、これから長い下りとなる。雨のせいで、岩場の足元はスリップして、かなり苦労しながらなんとか下山。こちらに向かって降りる人は少ないようだ。国道に出て日帰り温泉の大菩薩の湯へ・・・。4時間かかってしまったが、ここの温泉で汗を流したいのでこのコースをとった。
一風呂浴びて、ビールを飲んで、バスで塩山駅に向かう。バスの中で会話している山ガールの話に聞き耳をたてていると、数々のトレイルランやフルマラソンに参加しているようで、その記録は私のものとは次元が違うようだ。下山途中ですれ違い、下山時に追いつかれたのも納得できる。
塩山駅からは臨時快速列車。これもまたテンションがあがったが、疲れたのと、酒のせいでぐっすり熟睡してしまった。
今回も鉄道がメインではないが、グレードアップあずさ色の車両に興奮。 バスで登山口に向かうが、天候が悪いにも関わらず登山客は多かった。 今回は青い線のルート右下から左に向かった。 |
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岩場が多い・・・。奥秩父の山は頂上まで出ないと眺望が開けない。 大菩薩嶺は百名山の中でも地味な山だと思う。ここが百名山だとは思っていなかった。 |
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塩山駅でみかけた「はまかいじ号」横浜行きと、乗車した「ビューやまなし号」いずれもレアな車両で(臨時列車ではレギュラーであるが)興味深かった。 | |