●上諏訪

・2004年12月20日作成
訪れた日 1996年10月
2004年2月28日

「熱いよ」と旅行者らしき人に注意されて浸かる足湯は火傷しそうなくらい高度だった。やがて慣れてくると、今度は体がポカポカしてくる。昨日、こちらのお客さんと飲んで酷い二日酔いだったが、汗で流れるかな・・・と思えるくらいだった。油断すると吐きそうなくらい体調も悪く、寒気もしていたが、すっかり温まり、気持ちもよくなる。よく眠れそうだ。これから、振り子式の特急「スーパーあずさ」に乗るが、寝てしまえば酔う事もあるまい。

かつて、上諏訪駅ホームの温泉は、本格的な温泉だった。列車の発車ベルを聞きながら入れたが、正直言って、落ち着かない雰囲気ではあった。珍しさから人気があったが、高い囲いに阻まれて、肝心の電車は見えなかった。2002年7月にリニューアルされ、足湯になったと聞いた時は残念に思ったが、実際に浸かって見ると、こちらの方が断然良かった。マニア的には電車も見えるし・・・。

足湯に入りながら、旅人らしい人と少し言葉を交わし、電車を眺め、すっかり気持ちよくなってお湯を出る。余談だが、振り子式という事で恐れていた「スーパーあずさ」は、運用の都合で普通の電車で運行された。新宿着も2分程度しか遅れなかった。これなら今の振り子式をやめて、全て普通の電車で運転して欲しいと思った(私は乗り物に弱く、振り子式はなるべく避けている)。


ホーム上の温泉は珍しい
電車を見ながら浸かるのは最高
上諏訪駅にやってきた電車たち


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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