三嶋大社
・2012年7月7日作成
訪れた日
2011年11月26日
三島駅の南口は小ぢんまりしていて、とても新幹線発着駅にはみえない。しかし、駅前広場には人が集まっており活気があり好ましい雰囲気だった。新幹線が発着する北口の方が駅ビルもあり、メインのようだが、南口には伊豆箱根鉄道も発着しており、決して裏側という感じてはない。
三島駅から乗車予定の「踊り子」号までの待ち時間があった。駅付近の名所旧跡を訪ねてみようと思った。三嶋大社はこの北口付近にあり、徒歩で訪れる事ができきる。街中には用水路が流れているが、富士山麓の清水が流れているようでとても澄んで綺麗で好ましかった。三島といえば鰻が有名だが、この湧水に鰻を打たせる事で有名な三島鰻の味が出るとか・・・。
三嶋大社は伊豆に流されていた源頼朝が深く信仰していた事で知られている歴史のある神社である。この日も多くの参拝客で賑わい、広い境内は厳かな雰囲気であった。ゆっくり宝物館などを訪ねてみたかったが、時間がなく、大急ぎで参拝して駅に戻る。途中の楽寿園(三島市立公園)に立ち寄り、紅葉を愛でたかったが、それは次回にしようと思う。
今回、三島を訪れたのは引退を前にリバイバルカラーを纏った伊豆箱根鉄道の1100系(元西武701系)を見に来た帰り道である。伊豆箱根鉄道の電車は、子供の頃に乗車した懐かしい車両であったが、リバイバルカラーは若干塗り方が異なり正直言えば期待通りでは無かった。しかし、子供の頃に乗った車両が次々と引退するのは寂しいものである。三島から乗った「踊り子」号も国鉄時代からの古い車両で、これもいつまで走り続けるのだろうか。
三島駅南口。私鉄の郊外駅のような雰囲気。
富士山麓からの湧水は美しく、街は清楚な雰囲気だった。
三嶋大社。参拝客は多く、賑わっていた。
拝殿は小ぢんまりした感じ
今回の目的であるリバイバルカラーの伊豆箱根鉄道1100系。塗り分け位置がオリジナルの西武鉄道時代とは異なり、中途半端なリバイバルカラーだと思わざるを得なかった。
それでも雰囲気は出ていて、この色に戻してくれてた伊豆箱根鉄道に感謝する
伊豆箱根鉄道から乗り入れてきた特急「踊り子」
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