父島同様全て1990年に訪れた時の資料から・・・。現在は状況が変わっているかも知れない。
母島は父島の南方約50kmに位置し、その広さは約21・(父島より若干小さい)。島の中央には乳房山(463m)があり、島の周囲は58km。戦後は、1968年まで無人島だったが、現在、唯一の集落である沖村に約300人の人が住んでいる。島全体がジャングルに覆われ、観光開発もほとんどされていない。父島以上に自然がそのまま残っていると言われている。
島内には、公共交通機関(バス、タクシー、レンタカー)はなく、自分の足で歩くほかない。なお、人が住んでいる所は沖村のみ。
父島と母島を結ぶ船。まるで漁船
母島で一番綺麗な海岸だとされている。沖村から歩いて2時間位。車の走 れる道路は、途中までしかない。父島のジニー・ビーチみたいな感じだそ うだ。
舗装道路の終点、中ノ平から南崎までのハイキング道の途中にある海岸。
海中公園に指定された海岸、シュノーケリング向き。海岸には約6000 年前に生息していた大型有孔虫の化石の貨幣石が見られる。
南京浜
海中公園に指定された海岸、シュノーケリング向き。
前浜
沖港のすぐ前の海岸。父島の前浜みたいなもの。
前浜から泳いでゆける海岸。
母島で一番高い山で、標高462m、木性シダ群生などが有名。途中で剣先山(大剣)にも寄れる。頂上からは、父島、平島、向島、晴れ ていれば硫黄島も見れるとの事。
南のはずれの岬みたいな山。南崎を見下ろせる。前には鰹鳥島、平 島、姉島、妹島、姪島などが見渡せる。
沖村から歩いて15分、標高111.9mの小さな山。
沖港から歩くこと3時間位、母島の北にある大きな湾で、細長い岬に囲ま れた穏やかな湾。天然の良港。1987年(昭和62年)まで、ここに捕 鯨船が出入りして、クジラの解体作業を行っていたが、捕鯨が禁止されて からはここは何にも使われていない。
母島の北端にある静かな入江で、今は使われていない。戦前は、この辺り は、沖村と並び、66世帯が住む島の中心地だったが、現在は無人。廃屋 が今でも残っているとか‥‥。
石門山
ジャングルの中にあるので案内人なしには立入禁止。
新夕日ヶ丘
クジラの展望地、沖村からあるいて1時間30分くらい。
母島唯一の集落。300人ほどが住んでいる。当然、民宿もここにある。