●RAILWAYS(一畑電車)

・2011年6月5日 作成
訪れた日 2010年7月18日
 

「電鉄出雲市」から出発した電車は、元南海電車であった。18年前に訪れた時は地平駅だったが、綺麗な高架駅に生まれ変わり、車両も西武のお古から南海と京王の車両に生まれ変わった。「川跡」で「出雲大社」行きに乗り換えるが、駅の雰囲気は昔のままであるが、心なしか乗客も増えているような気がした(実際は後述の映画ブームが去ると、乗客減少傾向が止まらないとか。高速道路無料化の影響も一因との事)。

かつてはデハ6(1927年製)が単行で走っていたが、今日は京王の中古の2両編成。ただし、乗客が増えたのではなく、単行用の車両が入手できなかったというのが本当のところだろう。しかし、ガラガラというわけではなかった。水田の中を走って出雲大社の拝殿が見えると終点の「出雲大社」である。

出雲大社駅の駅舎は国の登録有形文化財に登録されたレトロ調の駅であるが、今日の目的は駅舎ではない。この駅で公開されているデハニ50型電車である。公開時間が終わりギリギリ、丁度戸締りをしている時間帯であったが何とか見る事が出来た。

デハニ50型電車(1928年製)は2008年に公開された映画「RAILWAYS」の主役である。映画出演という大役を終えた車両はこの駅で公開されていた。ちなみに、映画はなかなか良かった。この映画のおかげで乗客も増えたとか・・・。ストーリーが実話であればもっと良かったのだが・・・

川跡駅で、松江行き、出雲市行き、出雲大社行きが並ぶ
これが映画の主役デハ二50
日本最古の電車として最近まで現役であった
これが出雲大社駅
ステンドグラスが綺麗な待合室
ホームにステンドグラスの光が漏れる
沿線にはこのような鳥居もあって不思議な感じ


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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