●山陰線(アクアライナー)
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山陰本線を西から乗車し、最大の隘路である長門市駅から益田駅間は、運行本数も極端に少なく、最大の難所であったが、益田駅から東は特急列車や快速列車も運行されており、少しは幹線らしくなってくる。その中で、今回乗車するのは快速アクアライナーである。
運行区間は益田駅から米子駅までであるが、私は出雲市駅まで利用する事にした。以前は逆コースで乗車したが、景色は良かったのだが、眠くてあまり覚えていない。列車はほぼ満席だったので、今回も混雑するのかと心配したが、ガラガラの状態で益田駅を9時9分に出発した。
使用されているのは、 かつての急行列車のような2ドアボックスシート車両キハ126。特急車両のキハ187系と同一の強力エンジンを装備し、隘路を高速で走り抜ける。近代的な高性能車両ながら、古き良き急行列車の雰囲気を味わえる。山陰本線の普通列車はバスのような軽車両が使われていて味気ないが、すべてこの車両になってくれれば・・・と思うが、この形式は島根県と鳥取県が、資金援助して導入された特別な車両である。簡単に増備できない。。。。。。。。。
左手の日本海は相変わらず美しく、空いている車内は快適である。急行列車を彷彿させる車内構造であるが、デッキも無いし、全面展望は軽気動車なみにバッチリ。時々、全面に立って景色を眺める。古い路線なので、地形に沿って海岸線の崖に沿って線路はカーブするが、時折、直線で、短いトンネルを連続して貫く所もある。クロスシートを独占して海を眺めるのも楽しいが、全面展望もまた楽しい。
やがて、車両基地が見えてきた。今夜の寝床であるサンライズ出雲の車両も見えた。益田駅から約2時間20分。まだ乗っていたい気分だった。私は出雲市駅で下車したが、列車はこの先、松江駅まで行く。
キハ40と並んだキハ126 ボックスシートが旅情を誘うが、国鉄型よりも軽快な感じである。日本海を眺めながらの旅は最高 |
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山陰本線の特急「スーパーまつかぜ」 特急「まつかぜ」は大阪から山陰本線経由で博多まで食堂車付きで走っていた名門特急であるが、現在では、鳥取-益田間に短縮され、このような姿に・・・ 山陰本線は古い駅舎の宝庫である。仁万駅もなかなか風情があって良い感じ。 崖っぷちを走る景色は迫力がある 出雲市駅では伯備線経由の特急「やくも」が待っていてくれた。 |
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