●浜益(幌灯台)

2003年11月3日作成
訪れた日 2003年10月11日
 

雄冬岬の手前の「幌」。小さな漁港があるだけの集落だが、丘にはやけに立派な灯台があった。初めて通りかかった時は、人と一緒だったし、灯台マニアなんて理解してもらえそうにないから無視したが、どうしても気になって再び訪れた。

幌灯台は北海道で4番目に高い灯台。25.48メートルの細長い円柱は赤白に塗られ、まるでラグビーの日本代表のユニフォームのようだ。私の中で灯台のイメージはこの「幌」灯台のような細長い紅白に塗られたものであった。それゆえ、この灯台が気になって仕方なかったのだろう。

この灯台、国道から辿り着く道がよくわからない。様々な方のサイトを見せていただくと大草原に聳える灯台なのだが、2003年、成長した雑木や草に覆われて容易に近づけない。結局、道はあったのだが、私は草を掻き分け近づいたのだった。「燈光会」の周知板も無く、訪れる人もあまりいないのだろう。本来、灯台とはそういうものなのだろう。

幌灯台のある浜益町は海水浴や、タコ漁で有名な町で、釣り人の間では、鮭釣りのポイントとして知られている。職場の人も、ここで鮭をあげてから会社に来たりしていた。何もない集落だと思っていたが、訪れた時は賑わっていて、結構、活気のある街だった。しかし、灯台のある「幌」付近は何もなく、静かに時が流れていた。


西日を浴びて佇む灯台は哀愁があった
訪れる人もなく、静かに聳える幌灯台
幌漁港への入り口から灯台を眺める
浜益川(ピークの時間を過ぎても釣り人がいた)


http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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