●富良野(ラベンダー)
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爽やかな軽い音楽がどこからともなく流れてきて、花畑の中を歩いていると良い気持ちになってくる。今日は曇り空なので、淡い色のラベンダーは映えなくて残念だが、これが有名な富良野のラベンダー畑なのかと思うと感慨無量である。北海道が大好きな私もラベンダーの季節に訪れた事は初めてであった。
この年の2月頃、香港の事務所で、ローカルスタッフに、日本の何処に行きたい? と訪ねたら「富良野に行きたい。ラベンダー畑を見たい」と言われた。富良野のラベンダー畑は世界的に有名らしい。香料の原料として栽培されてきたラベンダー。北海道の富良野が最適地という事で最盛期(1970年)250戸の農家がラベンダーの栽培を行い、その面積は230haに達したという。ところが、その直後、輸入香料の台頭で、ラベンダー畑は壊滅状態になってしまったという。
現在、ファーム富田が残してくれた15haのラベンダー畑が、かつて富良野を彩ったラベンダー畑を彷彿させてくれる。国鉄のカレンダーで紹介されてからラベンダー人気が沸騰して、世界的に富良野のラベンダーは有名になっていった。今日も、このファーム富田には観光バスが次々とやってきたし、売店は大賑わいであった。ラベンダーにも色々な種類があって、早咲き、遅咲きがあるようである。現在は早咲きが三分咲きという事らしい。
私のイメージは富良野に行けば一面ラベンダー畑ばかり・・・と思ってたが、見られる場所は4箇所の花畑に限定されている。最盛期に訪れてみたかった・・・と思うが、その頃は今のように騒がれる事も無かったと思われる。ラベンダーの花言葉は「疑惑」、「沈黙」、「豊香」、「期待」・・・・意味がわからない。
※ラベンダーに関する資料はファーム富田のサイトを参考にさせて頂きました
富良野・美瑛ノロッコ号が「ラベンダー畑」駅を出発した。 | |
淡い紫色の小さな花である。 | |
晴れていれば・・・・ | |
大きさこそ違うが、かすみ草に似ているような気もする | |
ファーム富田内の散歩道を行く | |
富良野線のディーゼルカー |