●渚滑線
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起点は廃止候補の名寄本線の渚滑駅。資料だと1日の乗降客が300名程の駅にキオスクもあり、なぜかアイスクリーム製造機なるものまで売っている。どうも、街のよろずやといった感じの売店だった。
17時24分渚滑駅から北見滝ノ上に向かった。それこそ何も無い所を淡々と歩むような速度で進む。ローカル線も乗り飽きてくると退屈だ。終点北見滝ノ上は駅はともかく街は活気があり、商店街も道路も立派だった。旅館も6軒ある。豊富な森林資源に恵まれ、エンピツ材、割り箸、合板などを作っている。観光資源もある。有名な滝の真上に渚滑線の鉄橋がある。ローカル線の終点には似つかわしくない印象を受けたがなにしろ夕方だ。滝を見たあとは折り返し列車に乗るまで2時間、待合室で英語の宿題をやって過ごした。
乗車した時、既に鉄道としての役割を終えたような線だったが廃止後はどうなっているのだろうか、北見滝ノ上は今も活気のありそうな街なのだろうか。
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景色は単調・・・ |
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終点北見滝ノ上 |