●東京湾観音

・2011年11月20日作成
訪れた日 2007年6月24日
2011年11月13日

特急「さざなみ」の車窓に、山の上に聳える灯台のような構造物が見えた。対岸の三浦半島からも見える東京湾観音である。標高120mの大坪山に、高さ56mの観音様が建っている。灯台の役割も果たしているそうだ。もっとも光る事はないが、あれが灯台のように光ったら怖いだろう。夜のライトアップも見た事は無いが、想像するだけで・・・・。

東京湾観音は、個人が建立した観音様で、一応宗教法人ではあるが、基本的に何でもアリという感じである。いざ、胎内に入ってみると聖徳太子がいたり、マリア観音があったり、仏教ばかりかキリスト教の要素まで取り込んでいる。ここを訪れたのは2007年で、当時は小説「千里眼」の影響もあって訪れたくなった。小説でも表現されていた通り、高台から眺める海は素晴らしかった(天気が悪かったが)。観音様の頭の部分が展望台になっており、房総半島、東京湾、三浦半島が一望できる。

千葉県は宗教にまつわる建物が多い。東京湾観音も驚くが、勝山漁港にも怪しげな天守風の展望台が・・・・。てっきり宗教施設かと思えば大黒山展望台との事。デジカメのGPS機能で即時にそれを知る事が出来た。便利な時代になったものである。

とにかく大きい。山頂にあるのでよけいに大きく感じる。
あいにくの天気であるが、観音様の頭部にある展望台からの眺めは最高。
特急「さざなみ」が走っているのが見えた。かつてグリーン車こみの9両編成だったが、すっかりローカル列車然としてしまった。
特急列車の車窓からみた観音様
後姿がキュート
こちらは大黒山展望台。何とかく宗教関連施設と思ったが、単なる展望台のようだ。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


back