●印旛沼の水田
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成田スカイアクセスが出来るまで、成田空港へは京成本線を使っていた。臼井駅から佐倉駅にかけて広大な水田地帯を行くが、海外からやって来た人は、この光景に驚くのではないだろうか・・・。成田空港は東京への玄関口である。
水田と鉄道の写真を撮りたくて、新潟県に出向いた事もあったが、ここでも頚城平野のように、一面の水鏡に映る電車を撮る事ができた。そして、そこを走る都営地下鉄の車両・・・・という、少し不思議な光景を目にする事も出来る。2017年は、遠出せずに、首都圏での撮影が多かった。
農林水産省のホームページに紹介されている、「 日本一の水田区画」によると、国営干拓事業が開始され、1988年(昭和63年)に6,307ha(63.07km2)の水田が整備された。1区画あたりは7.5haで東京ドーム1.6個分になり、これが日本一の水田区画になっているそうだ。地方を旅行すると、耕作放棄された水田が目立つが、ここは国策なので大丈夫だとは思うが、この光景を未来永劫見る事ができるだろうか・・・。
塗装された車両は減ってきた。京成3400形、都営5300形。両方ともに後継車が増備されつつあるので、この光景ももうすぐ見納めである。 スカイライナーの回送列車も撮る事が出来た。 |
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水田、向日葵、黄金色の稲穂と、1年間を通して楽しませてもらった。 付近の佐倉ふるさと公園ではチューリップやコスモスも楽しめる(別の記事にします) |
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四街道インターを降りて佐倉方面に車を走らせると、丘の上に奇妙な塔が見える。いつも気になっていたが、訪れてみた。水田地帯を抜けて山に入ると、車がすれちがう事もできない細い道を登って行くと、頂上にこんな塔が現れた。給水塔である事は間違いないが、何の為? ネットで調べたら、まわりの工業団地に水を供給するためのものだとわかった。しかし、頂上には展望室のようなものもあり、少し整備して展望塔としても活用してくれたら・・・。と思う。 |