●ひたち海浜公園
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英会話サークルで、ゴールデンウィークに行きたい場所のテーマで話す機会があった。英語が出来て、いかにも海外旅行の話をしそうな若い女の子が、茨城県の公園の景色を絶賛していた。私もスマホで見せられたその景色に目を見張った。そして、通勤中の広告で、その公園に向かう臨時列車の運転を知った。
スマホの写真だけだったら、ここを訪れなかったかもしれない。臨時急行「海浜公園ネモフィラ」号は、元「スーパーひたち」号の車両で運行されるレアな電車・・・。これに乗りたい。ついでに、公園に咲き乱れるネモフィラを見たい。満席かなと思っていたが、天気も悪く、乗客は疎ら、しかも途中駅で下車する人もいた。しかし、終点勝田駅に着くと、天気が回復。ここからバスに乗ろうと思ったら、ひたちなか海浜鉄道+シャトルバス+入園料で1,100円という破格の切符を見つけて、そちらにシフト。それにしても、JRの列車では、バスの案内しか無かったのが残念に思う。
さて、ひたち海浜公園は米軍から返還された土地を使った広大な公園で、開園面積200ha(造園中も含めると350ha、ディズニーランドの5倍)という規模は、圧倒的である。そして、花の名所でもある。前年ながら、満開ではなかったが、それでも丘に咲く真っ青なネモフィラは感動的であった。しかし、スマホで見せられた景色からはかなり遠かったのも事実。今度はピーク時に来て見たい。
公園内を徒歩で周るのは到底無理なので、自転車を借りて走った。公園内のバスもあるが、天気が良いのでサイクリングが気持ちよい。これだけの広大な公園だが、観光客も多く、かなりの賑わいだった。そして、まだ造園中というのが驚きである。
東京駅に姿を現した、元スーパーひたち号、現役時代は東京駅には来なかった車両である。そして、ローカル線とバスで公園にやってきた。私は「乗り鉄」であるが、ただ乗るのではなく、目的地に向かって乗る事が好きである。当たり前の事であるが・・・。 | |
ネモフィラ。満開の時は真っ青に丘を染める。開花時期を見ながら訪れる事をお勧めする。通常ならGWが見ごろであるが、ちなみに2018年は4月半ばが満開のようだ。 そして公園の規模の大きさには驚きしかない。 |
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まだ造園していない箇所もある。この公園の維持も大変な労力がかかると思うが、ここは国立の公園である。 海外から訪れる人も多いそうだ。 |