●高島町
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高島町から桜木町の東横線の高架下のウォールアートの存在について知ったのは80年代だったような気がする。いわゆる落書きだが、芸術的で、常に前衛的なストリートアーティストによって更新されている事は有名だった。今思えばベルリンの壁と同じだが、ベルリンの壁を知るまではそれなりに感激したものだった。思えば、初めてここを訪れたのは海外など知らない90年初春だった。当時は流行のスプレー画ではなく、ペンキ筆塗りの凝ったもので今より芸術的だったような気もする。
2002年、改めてここを訪れると本当にベルリンの壁のようで少々興ざめ。また、ヨーロッパでよく見かける前衛芸術的な落書きが国内でもよく見られるようになっていたので、芸術というより、ただの落書きのようにも感じられた。ちなみに私は前衛芸術は苦手である。
MM21線開通のあかつきには廃止される東横線高島町 |
落書きの開始地点(高島町) |
薄暗い高架下のウォールアートは延々と続く |
夕方の高島町駅にて |