現役最古参の７０００系電車の走行風景を撮りたくていずみの線のゆめが丘駅で下車した。地下鉄も乗り入れてくる湘南台駅の隣駅である。しかし、人影は極端に少なく、駅前には畑が広がっていた。ニュータウンらしい駅名、まだ開発途上なのかと思うが、この駅が出来てから約２０年・・・。何故、このような状態のままなのだろうか。ちなみに、利用客は相鉄ワーストワンである。

翌日が雪の予報が出たので、湘南台駅に残る電球式のウェザーサインを撮影する為に（レアな雪の表示を見たかった）再びこの地を訪れた。この時は駅を降りて付近を歩いたが、宇宙船を想像させる近未来的な駅が周りの景色に馴染んでいなかった。駅名を地名には全く無関係な「ゆめが丘」としているが、夢敗れた印象を受けた。

もっとも、市街化調整区域に指定されているので、勝手に再開発できないという事情があり、この状態が続いている。減便など、利用客減少傾向がある相鉄いずみ野線であるが、東急との乗り入れも予定されていて、活性化が期待されている。ここでようやく、ゆめが丘駅付近も開発に着手されるとの事である。利用客も増加し続けている。

相鉄７０００系は１９７５年（昭和６０年）から製造された最古参。しかし、駅に飾られているのは、この古い電車であった。 ゆめが丘-希望ヶ丘駅間硬券乗車券「ゆめきぼ切符」が発売された。これには絵馬がついていて、駅に絵馬掛けがあった。ちなみに希望ヶ丘駅の利用客も最盛期に比べてかなり減った。
	透明なドームに覆われた駅は、他に例がなく、関東の駅百選にも認定されている。
隣の湘南台駅に設置されている。電球式のウェザーサイン。 子供の頃に駅で見かけたものだ。 古い駅というよりも、比較的、新しい駅の方が懐かしい設備が残っている。 レアな雪マークを見たくて訪れた。帰りに立ち寄った横浜駅には最新型のウェザーサインが設置されていた。情報量が多くて、差は歴然。 しかし、スマホがあれば明日の天気はわかる時代だし、そもそもウェザーサインが今後も必要だろうか・・・。そして、雪と予報された「明日」だが、雲ひとつない快晴であった。

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