●熊谷ラグビー場
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熊谷といえば熊谷ラグビー場。最近、ラグビー離れが進み、母校のラグビー部も休部状態のなか、熊谷市はラグビーで売り出そうと頑張っているそうだ。関東に住むラグビーファンとしては、聖地、秩父宮ラグビー場ほどではないが、熊谷にも何度か足を伸ばした。シーズン初め、小春日和の日差しをいっぱい浴びて、芝生に寝ッ転がりながらビールを飲んで試合を見るのが好きだった。ドームになる前の西武球場の外野芝生席にも通じるものがあるが、観客は本当に少なく、ノンビリできる事ではここが一番。
牧歌的だった熊谷ラグビー場 1990年代 |
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メインスタンドから。人気カードでもこの程度の入場者だった。秋の芝生は枯れていた。 2015年 |
2019年10月10日。ラグビーW杯日本大会アルゼンチン vs. アメリカ戦。消化試合になってしまったカードであるが、地方会場で行われるワールドカップはまた格別なものがあった。地元ボランティアの方々のおもてなし、まるでお祭りのような雰囲気。とってもアットホームで良かった。熊谷ラグビー場が満員になるなんて・・・。大規模スタジアムで見るのも良いが、間近で迫力あるプレーを見るのは格別であった。
熊谷ラグビー場はワールドカップ向けにリニュアルされ、立派なスタジアムになった。そして、観客輸送の為、付近の路線バスが総動員され、西武バス、西武観光バス、国際興業バス、朝日バス・・・。つい見とれてしまう。帰りは駅まで4qを歩いたが、途中で出店も多く、楽しかった。
熊谷駅の駅員もラグビージャージを着用し、街はお祭り騒ぎ。 | |
仮設スタンドも満員で24,377名の入場者。間近で迫力あるプレーを見る事が出来た。 負けたアメリカは4方向のスタンドに礼。 このワールドカップで参加国の間にひろまった儀式だった。 |
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総動員のシャトルバスも見ごたえがあった。 スタジアム前や駅でのハイタッチ。 駅では飛び入りの高校生まで参加していた。これもまた、ワールドカップならではの光景であろう。 |
動画も撮りました。 |