いつもは行列が出来ているモノレール、しかしこの日の天気は雪。公園を訪れる人の姿も極端に少なく、乗客は客は私だけ･･･｡完成から１年半、やっと乗車する事が出来た。飛鳥山公園モノレール、愛称「アスカルゴ」である。

近所の飛鳥山公園は子供の頃から訪れていた場所、ここにモノレールが出来たのは２００９年７月。モノレールと言っても、全長４８ｍ、標高差１７ｍ。どちらいえばエレベータと呼んだ方が相応しいかもしれない。

この日は雪だったので視界は良くないが、眼下には都電や東北本線、湘南新宿ライン、京浜東北線、新幹線が見えて鉄道愛好者にも楽しい景色である。ちなみに坂道を行く都電の勾配は66パーミル。既に廃止された碓氷峠に匹敵する。

飛鳥山公園といえば、かつては、回転式展望タワー「スカイラウンジ」があったが無くなって久しい。しかし、「アスカルゴ」の盛況ぶりは、はそれに代わる名物になったようだ。

ここは桜の名所である。毎年、ライトアップされて大勢の人で賑わっている。２０１１年も春はやってきた。ライトアップこそされていないが、久しぶりに明るい気持ちになる事が出来た。

	王子駅前が乗り場である。駅前が公園というのも飛鳥山の魅力
	山を降りてきた"アスカルゴ"
アスカルゴからの景色
	山を下ってゆく"アスカルゴ"
山頂からの景色
	２０１１年春の景色

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