●葛西臨海公園
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行きたい所、行ける時、天気・・・。全てが揃う事なんてまず無い。首都高速湾岸線を走っている時、特に夜は闇の中に浮かぶライトアップされた巨大観覧車が気になっていた。それが葛西臨海公園の「ダイヤと花の大観覧車」、訪れた日は生憎の天気だった。
江戸川を渡る京葉線の撮影をしたい・・・。最高の場所にあるのが、江戸川河口にある葛西臨海公園の観覧車だった。しかし、いつでも独りで来れる場所でも無かったし、私が若い頃には無かった設備という事もあって、訪れたのは完成から16年後だった。並ぶ事も覚悟して、営業開始よりも早く訪れたが、他に客はいなく、殆ど一番乗りに近い形でゴンドラに乗る事が出来た。高度があがるにつれてある事に気がついた。
ゴンドラは江戸川に水平に作られていた。江戸川を真横に見る事を期待していたのだが・・・。それでも。京葉線を走る特急を撮影できただけでも良かった。このゴンドラ、世界最大級と言っているが、世界一はおろか日本一にもなっていない。計画時には世界一を目論んだらしいが・・・。それでも、地上高117mはかなり高い。
少し消化不良のまま。公園を散歩した。天気はどんどん悪くなり、客も疎らだった。鳥類園ゾーンも人工渚もパスして水族館に向かった。ここでだけは大賑わいで、家族連れが大勢訪れていた。マグロの回遊が有名な水族館である。私はペンギンの方が気に入ったが・・・。
レストランもいくつか営業しているのだが、何処も賑わっていて、やむを得ず、最も高価な「レストランSEA SIDE」でランチを食べたが、もし晴れていたらどんな状態だったのだろうか・・・。テーマパークは何処も苦戦しているという印象があるが、流石、東京都だと感心した。20年ぐらい前にも訪れた筈だが、記憶には殆ど残っていないのは何故だろう。
805,861.13平方メートルという広大な公園。園内には芝生広場ゾーン、汐風の広場ゾーン、水族園ゾーン、鳥類園ゾーン、人工渚わくわく広場がある。 今回のお目当ては江戸川を渡る電車の撮影だったが、あまり良く見えなかった。 |
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葛西臨海公園といえば水族館と言われるほど・・・。マグロの回遊が有名。 この水族館は屋外の東京湾の広大な展望も魅力的である。 |
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