音無親水公園

2010年12月12日作成
訪れた日 2006年 4月1日
2010年12月4日

時々、この昭和初期に作られたアーチ橋でドラマの撮影が行われている光景を目にする。本来なら橋の下は川が流れている筈だが、ここの下は小さな流れはあるが川とは言いがたい。しかし、春は花見、夏は川遊び、秋は紅葉を楽しめる場所となっている。

都会の川は大雨が降るとすぐに氾濫する。そこで改修工事が行われ、石神井川は付け替え工事が行われ、音無橋を境に暗渠化する。かつての川跡が公園化され「音無親水公園」となっている。

この付近は少子高齢化の影響を受けている古くからの住宅地と、江戸末期からの公園である「飛鳥山公園」などが混在している不思議な街である。駅付近にはバラックのような飲み屋街もある。ガード下を思わせるそこを走る路面電車がまたいいアクセントになっている。駅前広場は色々なイベントが行われており、普段は演歌歌手などが歌っているが、この日も駅前ではAKBN0という アイドル(私は知らなかったが・・・・)がイベントを行っていて、若い男の子がロッテの応援のように、一糸乱れず歌って踊っていた。やはり不思議な街だと思う。


AKBN0というアイドルが駅前でライブをしていた
春の音無親水公園
秋の音無親水公園
昭和5年に作られた音無橋
飲み屋街「さくら新通」は戦後の闇市の名残とも言われている

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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