●三角航路(三角灯台)

・2004年2月22日作成
訪れた日 2003年11月24日
 

三角港を出港した船は小島の浮かぶ狭い瀬戸を進む。景色が変化してゆく船旅は、外海をゆく航路では味わえない楽しさがある。三角灯台を過ぎると島原湾に飛び出し、あとは真っ直ぐ普賢岳に向けて直進。島原港を目指す。

三角港は、三角線の駅と隣接した、連絡線を連想させる駅なのだが、鉄道から乗り換えた人は私以外に誰かいたのだろうか。船も小さく、この航路は少々寂れた感じがする。熊本地方から島原を目指すのは、狭い瀬戸を通らない熊本港からの直行便の方がメジャーだ。船も大きい。しかし、天草諸島に囲まれた狭い三角ノ瀬戸を行く三角航路の方が楽しいと思われる。

瀬戸の終わりに断崖絶壁に張り付くように建っている三角灯台が見える。この灯台は陸路からどうやって行くのだろうか・・・。漠然と灯台が好きな私だが、この灯台に関する情報はあまりにも乏しく、この灯台の名称が「三角灯台」だという事を調べるのも時間がかかった。

前方には普賢岳が海に浮かぶように見える。火口から裾野にかけて、火砕流が流れた跡が見える。観光客から見た普賢岳は神々しく、雄々しく、格好の良い山だが、麓に住む人にとっては恐ろしい山なのだろう。


天門橋の下を通過
瀬戸の景色は日本ならでは
三角灯台
普賢岳

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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