●寝台特急「さくら」
・2002年7月22日作成
訪れた日 1995年7月28日
 

当時、日本最長距離列車は東京−西鹿児島間の「はやぶさ」だったと思う。しかし、「さくら」も負けていない。走行距離=1328.8Km。所要時間=19時間弱は乗りごたえがある。会社を早退して、まだ日の高い夕方の東京駅から列車に乗り込む。列車はやがて会社のある田町〜品川間を通る。会社の窓から電車が見えるのだから列車からストロボを炊けば判るだろう・・・という事でストロボを光らせる。会社では窓の周りに野次馬も含めて鈴なりだったそうだがこちらからは見えない。車内では驚く視線に言い訳をしなくてはならなかった。

結構な乗車率で寝台のセットまで結構窮屈。やっと上段ベットに潜り込むがこれが結構揺れる。朝になり、下関から機関車が変わり、さらに九州内で変わり、延々と九州内を走り、昼すぎにやっと長崎到着。さすがに長時間のカンズメに疲れたが、時々ある機関車交換停車でホームを散歩したり、食堂車に気分転換に行ったりして退屈はしなかった(当時は食堂車は食堂営業はこそしていなかったが売店として機能しており、食料調達事情はまだ良かった)。その後の九州ブルートレインの衰退は説明の必要が無いだろう。当時、14両編成の迫力ある姿は過去のものとなり、併決していた佐世保行き編成は今はない。


下関駅にて
肥前山口?

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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