●志賀島

・2004年9月21日作成
訪れた日 2003年11月24日
 

「ここの小学校は全校生徒が17名・・・」。バスの運転手さんの言葉だ。香椎線の終点、西戸崎から乗った志賀島を走るバス。何の事前知識を持たない私はバスの運転手さんに見所を聞いた。すると、まるでバスガイドのような丁寧な解説つきのバスの旅になった。福岡ドームも見える志賀島。そこにまるで地方の分校のような、小さな小学校がある事に驚き。福岡の中心部から僅か30qしか離れていないのに・・・。

志賀島は狭い砂州で繋がった地続きの島である。金印発見の地として知られている事から、古代から朝鮮との貿易の拠点であったようだ。周囲11qの小さな島だが、歴史的には無視できない島であるらしい。それにしても、福岡市に、まるで離島のような場所がある事が驚き。福岡の奥の深さを知るとともに、福岡市民が羨ましくなった。

バスの運転手の薦めで国民休暇村で下車して、玄界灘を眺め、次のバスで西戸崎に戻る。夏は海水浴客で賑わうであろう海も、11月は静かだった。小春日和の中、ビールでも飲んで、時間の許す限り寛ぎたかったが、会社に戻りたいので早々に引き上げる。


狭い砂州から見た志賀島
夏は観光客で賑わうであろう海岸

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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