●対馬縦断バス
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国内航路が発着する厳原と、韓国から航路が発着する比田勝。対馬のこの二つの港町は南端と北端に位置している。ここを結ぶ路線バスが走っているが、所要時間は2時間半。そして1日4往復しかない。また比田勝へは国内からの航路は夜行便しかなく、訪れるには難易度が高い・・・・。厳原に泊まった翌日に、この路線バスに乗ってみた。
まっすぐ比田勝まで行ってもつまらないので、比較的多くのバスが走っている空港までの間で途中下車しようと思う。まずは厳原近郊の温泉へ。 バス乗り場で案内を見ると、1日フリーパスがあり、料金はなんと1,000円。通常料金なら3,350円なのでなんと1/3以下。そして途中下車可能である。また、曜日によっては観光付きのシャトルバスも運行されている事も知った。しかし、今日は運行しないし、路線バスの旅もしてみたかった。1日フリーパスの方が片道運賃よりも1/3安いとは・・・。前日にバス停で確認しておいて良かった。 | |
真珠の湯。この日は近所の老人ばかりであったが、普段は韓国人の観光客で賑わうらしい。 地元の人にとっては、それが不満なようであるが、韓国人観光客で成り立っていると思う。 |
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横断バスの旅となるが、低床車はどうも落ち着かず、低床部分に座ると、窓の位置も高く、とても疲れる。乗客は韓国人の若い客が多かった。 | |
対馬やまねこ空港まではバスの本数も多い。しかし、ここから先は道も細く、隘路が続く。壱岐と違い、平地も少なく、農地も少ないように思える。経済的には厳しそうに感じる。 島を横断している歴史的な運河もあるが、交通の便も悪い。 |
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故障したバスを降りて、救援のバスを待つ間、韓国人の観光客と一緒と一緒に、近所でお茶を御馳走になる。日本人の乗客は混じろうとはしなかった。 私は韓国人観光客と一緒にいたが、日本語が出来る人が「鯉のぼり」の事を質問されたり、和気あいあいと過ごす事が出来た。また、お邪魔した工場で働く人も韓国語が少しできたので、積極的に韓国語で話していた。 もっと日本文化と韓国文化が交わって、対馬が盛り上がれば良いのに・・・・と思った。 |
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古いバスに乗り換えたが、こちらの方が快適に感じた。低床バスは乗っていて疲れる・・・。 |