●残波岬(残波岬灯台)
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大東航路が荒天の為、出航しないので本島観光に切り替えた。折角の晴天。できれば景勝地が良い。灯台ファンとしては有名な残波岬灯台を訪れたい。本当は路線バスで行きたいところであるが、予定外だったので時間が自由になるレンタカーを選択した。1時間半ぐらいで到着。
岬に近づくと、ホテルが見えてくる。ここはリゾート地、またプロ野球のキャンプ地としても名高い。岬付近が公園として整備されており、ビーチやグラウンド、BBQ広場などもある。ただし、今はシーズンオフの平日。とても静かだった。灯台を目指して歩いて行くと、陸地に打ち寄せ、高々と飛び散る白波が見えてきた。今日は灯台の拝観は中止。とても残念である。大東航路が出航しない理由がわかった。
残波岬は31メートルの高さを誇る灯台も有名だが、何といっても2qも続く、高さ30mの断崖絶壁が白眉である。アイルランドで大西洋を望む断崖に立った時の事を思い出した。国内にもこれほどのスケールのものがあるとは驚きである。そして、周辺を散歩してゆくと南国風の祠があったり、なかなか面白い。
ここは夕日が素晴らしいとの事であるが、早めに引き上げるとする。那覇の交通渋滞は有名で、少しでも早く市街地に戻りたかった。レンタカーの返却時間も気になる。ラジオは盛んに、寒波の話題で持ちきり。仕切りに寒い、寒いと言っている。しかし、東京と比較したら充分暖かいのだが・・・。
残波岬灯台は沖縄で一番高い灯台。戦後に建設された比較的新しい灯台である。 | |
海食洞から海水を吹き上げる「潮吹き」は、色々な条件が揃わないと吹かないらしい。 この付近は、戦後しばらく米軍の演習場として利用されていたそうだ。 |