磐越東線

2024年3月31日作成
訪れた日 2022年8月14日
 

13時24分。郡山の駅を出発したディーゼルカー。車両はローカル線に一般的なキハ110。のんびりしたローカル線の旅を想像していたが、列車はもう然と加速。ローカル線とは思えない速度で、田園風景を突っ走る。磐越東線の最高速度は100q。スピードメータを見たわけではないが、おそらく最高速度で走っていたようだ。、

磐越東線は、東北本線の郡山駅と、常磐線のいわき駅を結ぶローカル線。東京に住んでいても、あまり馴染みがない場所を走っていたので、今回が初めての乗車である。あまりの速度に面食らったが、乗客も多く、活気のある路線のような気がした。ホームの有効長は長く、かつては急行列車も走っていた路線だが、現在はローカル輸送に徹している。

列車は阿武隈山地を貫きます。牧野川の堆積地に沿って進んでいましたが、次第に谷が狭くなってくる。左手に削られた山が見えてくると大越駅。2000年まで、住友大阪セメントに専用線が伸びていて、セメント列車が運行されていた。側線にその名残を感じる。

小野新町までは、運行本数が多いが、そこから先は運転本数が一気に減って、峠道という雰囲気になってくる。期待していなかったが、景色が美しいので、席を立って最後部に移動する。峠を越えて小川郷駅に到着すると、終点まであと少し。

約1時間半の旅だったが、思ったよりもすっと楽しかった。


大越駅付近では、新滝根鉱山を見る事が出来る。2000年まで貨物専用線があった跡も残っている。
夏井川渓谷を越える区間がハイライト。最後部に立ってずっと景色を見ていた。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume/my_hp.gif (6911 バイト)


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