●三陸鉄道(北リアス線)
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南リアス線に続き、快速「リアスシーライナー」で北リアス線に・・・。16日間運転してきた臨時列車も今日が最後、三陸鉄道の役員がお礼と来年も宜しくという内容の放送を行い記念品が配られた。発車時にはぬいぐるみを被った人と関係者の見送りがあった。肝心の北リアス線だが、これも、高規格の南リアス線より、古いローカル線然としていた山田線の方が興味深かったが、窓側に席を移し、青い海を眺める事が出来た。時々列車交換のための長時間停車などがあると、駅の外に出て、海水浴場などを散歩してたりもした。泳いでいる人はいたが静かだった。夏の海も、そろそろシーズンを終えようとしていた。
2013年前期のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。偶然見た時に北鉄として登場していた三陸鉄道北リアス線。これがきっかけでドラマに夢中になった。余談だが朝の連ドラにはまるのは10年ぶりだった。そして考えてみればこの鉄道に乗車したのは2回だけだった。写真も少なかったが、改めてサルベージしてみた。
ドラマの中では、この鉄道から見る海が美しいという設定であったが、トンネルが多く、海が見える区間は案外少ない。そんな中であるが、絶景の区間や駅は当然、ドラマで使われていた。ヒロインが使っていた海が見える駅は堀内駅であるが、改めて見ると良い駅だと思う。震災で大打撃を受けた北リアス線であるが、徐々に復旧して2014年の4月には全線復旧予定との事である。
リアスシーライナーの最終日 2002年時点では、ゆるキャラブームの前なので気味悪かっただけだった。それにしても10時間近くもかけて南リアス線、北リアス線を走破するこの列車は乗り応えがあった。 宮古駅 |
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鳥越駅。この駅舎は津波に襲われて原型を留めないほど破壊されてしまった。 | |
田野畑駅。ここも津波の被害は大きかったが、駅舎や駅は健在で、2013年現在は折り返し駅となっている。ドラマの中ではヒロインの親友が住む駅として何度か登場している。ドラマで登場したお座敷列車もこの駅で折り返している。 |
三陸鉄道大沢橋梁,安家川橋梁。北リアス線の景勝地であり、2004年に乗車した臨時列車では一時停車して撮影タイムがあった。ドラマにも何度も登場して、ヒロインの祖母が東京に出てゆく娘や孫を旗をふって見送ったシーンが印象的だった。 | |