●北三陸(久慈)
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買い物客を愛想よく「おもてなし」している「高校生海女」。一緒に記念撮影をしている人も多かったが、私は写真だけ撮らせてもらった。女子高生に写真を撮ってもいいですか? と言うのはとっても恥ずかしかった。ドラマが始まるまでは、交通不便な漁村だったと思われるが、臨時バスが雁行し、大勢のお客がコンテナの店舗に群がる。改めて、ドラマの影響力の凄さを感じた。
NHK連続テレビ小説の「あまちゃん」は社会現象にもなった。ドラマの設定では、ここ久慈市は、北三陸市として、小袖海岸は袖が浜となっていた。ヒロインが住む袖が浜は、駅のすぐ近くの漁村という設定であったが、実際には久慈駅から10q弱、離れており、海岸線沿いの細い隘路しかない場所であった。そこに大勢の観光客が押し寄せるので、マイカー規正が行われ、市内から臨時バスで観光客を運んでいた。この日もバスは超満員。ドラマが終了してから半年以上たつが人気は持続しているようだ。
小袖海岸では観光ガイドとしてシニアのボランティアが活躍していたが、やはり「あまちゃん」のロケ地としてガイドが多いようだ。実際に、ヒロインが現れそうな雰囲気に満ちていた。何でもない防波堤の灯台にも大勢の人が訪れていたが、数年後にはすっかり静かな村に戻るのだろうか。
まめぶ汁を食べて、お土産を買って、満足して帰りのバスに乗り込んだ。市内は駐車場を巡って大渋滞を起こしており、途中で下車して歩いて駅前に戻った。このブームが一過性のものでない事を祈らずにはいられなかった。
北三陸鉄道、北三陸駅こと久慈駅。ドラマではビルに観光協会が入っていたが、現実はテナントが撤退した朽ちた建物であった。それでも、ドラマで使われた看板はそのまま残されている(左)。 臨時バスが雁行・・・。病院の駐車場まで臨時駐車場として開放されており、途中の停留所からも観光客が乗ってくる。乗り切れない客もいる。バス会社も大変だ・・・ そして小袖海岸のバス停に到着。ここから海岸まで少し歩く(下)。 |
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ヒロインが海女として潜っていた観光海女の漁場。まだ海開き前なので、まだ実演は行われていなかった(上)。 ドラマに何度も出てきた灯台。防波堤の上は歩けないのであるが、ドラマの最終回はここをヒロインが疾走していた(右上)。 簡易売店では、高校生海女も「おもてなし」に活躍していた。ドラマで使われたアイドルソングも流れたいた。 まめぶ汁の屋台もあり、確かに微妙な味を楽しんだ(右)。 |
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海女の格好をした高校生は当地アイドルの「あまくらぶ」。久慈高校の現役高校生との事。 ドラマも地元アイドルの話であったが、リアルな地元アイドル。ステージに立つ事もあるようで、イベントに大活躍。観光客の「おもてなし」に活躍する姿に好感が持てた。 カラーリングは、どちらかというと「ももいろクローバーZ」を意識したようだ。 ニュースによると、2015年4月。高校卒業を機に解散したとの事。芸能界に行った人はいなかったようだ。 お疲れ様でした。 |