Over the Rainbow

６月１１日夕方、梅雨空に見事な虹がかかった。７色のアーチは、道行く人たちの足を止めるほどの美しさ。そして、そのアーチの先は、ビートルズしか知らないとか。

Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby

Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true

Some day I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?
Some day I'll wish upon a star
And wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops
Away above the chimney tops
That's where you'll find me

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly
Birds fly over the rainbow
Why then, oh why can't I?

If happy little bluebirds fly
Beyond the rainbow
Why, oh why can't I?

撮影場所：川崎市宮前区土橋(E139:34:44:55,N35:34:49:28)、海抜63m
撮影時間：2005/06/11、18;36;18〜32　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
撮影データ：ASA=100、F=10、1/30sec　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

虹は太陽の光が空気中の水滴を通り抜けるとき、水滴がプリズムのような作用をして光を分解することにより発生する現象です。

1666年、 Isaac Newtonが白色光は多くの色の組み合わせであることを証明しました。
彼は、細い光のビームをプリズムを通して暗い部屋に導きスペクトラムを示しました。　

虹は、太陽が観測者の後ろにあるとき発生します。しかし、太陽が地平線の 42度以上にある時は虹を見ることはできません。
その結果、通常、虹は早朝か、太陽が傾きかける夕方に見られます。朝の虹は太陽が東にあるので西側に、夕方の虹は東側に観測されます。

本来、虹は円形ですが地平線が下半分を隠すので、半円形のアーチ形状となります。
虹のアーチは、赤色が虹の外側にあり、順に橙、黄、緑、青、藍と変化し、菫が内側となります。

時々１番目の虹の外側に２番目の虹を見ることがありますが、１番目ほど明るくなくスペクトラムの順序が逆で赤が内側となります。

虹は天気予報に使用することもあります。西洋の諺に

　　Rainbow at night, sailor's delight 　　　　　
Rainbow in the morning, sailor's warning

船乗りたちは、朝の虹は西に雨雲のあることから雨が降ってくることを心配し、夕方の虹は雨が終わり天気がよくなってくることを経験的に知っていたようです。