駅 名 | 位置(帯広起点) | 開業年月日 | 備 考 |
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帯広(おびひろ) | 0Km | 根室本線の駅として現役 | |
依田(よだ) | 4.1Km | S32.12.25 | |
北愛国(きたあいこく) | 6.7Km | S28.11.15 | |
愛国(あいこく) | 11.0Km | S 4.11. 2 | |
大正(たいしょう) | 16.7Km | S 4.11. 2 | 幸震(こうしん)→大正(S19.4.1) |
幸福(こうふく) | 22.0Km | S31.11. 1 | |
中札内(なかさつない) | 28.1Km | S 4.11. 2 | |
更別(さらべつ) | 35.4Km | S 5.10.10 | |
上更別(かみさらべつ) | 42.0Km | S 5.10.10 | |
忠類(ちゅうるい) | 50.0Km | S 5.10.10 | |
十勝東和(とかちとうわ) | 54.4Km | S35. 4.15 | |
大樹(たいき) | 60.6Km | S 5.10.10 | |
石坂(いしざか) | 64.9Km | S 7.11. 5 | |
豊似(とよに) | 71.2Km | S 7.11. 5 | |
野塚(のづか) | 76.3Km | S 7.11. 5 | |
新生(しんせい) | 79.1Km | S35. 4.15 | |
広尾(ひろお) | 84.0Km | S 7.11. 5 |
愛国駅は現在では鉄道資料館として、残っています。 ホームには上記機関車(19671型)一両を配置し、駅舎内には旧広尾線や列車に関するパネル等を展示しています。 開館時間は4月1日から10月31日までは8:00〜18:00。11月1日から3月31日までは9:00〜17:00。 ただし、12月1日から2月28日までは日曜日のみの開館となっています。 |
駅舎右手に、「愛の国から幸福行き」切符の石碑がありました。 私は切符の石碑というのは初めて見ました。 |
駅舎左手には、由来書きもありました。 『愛国町は、明治29年の入植が始まりです。 この地名は、ここに愛国青年団という団体があったことに由来しています。 愛国駅は、広尾線の開通と同時に昭和4年に設置されました。広尾線の開通は、南十勝発展の原動力となり、多大な功績を残すと共に「愛国・幸福ブーム」など数々の想い出を残してきました しかし、昭和62年、鉄道需要の落ち込み等から58年間の歴史に幕が降ろされ、旧愛国駅は、ロマン溢れる広尾線を人々の心から消さないために、交通記念館として整備されました。』 (以上原文のまま) |
駅舎の中は、内部にはタブレット閉塞器、運賃表、標識、ヘッドマーク、キップ、名札、写真やイラスト、部品などが展示されています。 |
ホームの方へまわると、蒸気機関車が止まっています。 蒸気機関車9600型、19671号機で、広尾線の最後のSL列車として使われた機関車です。 保存状態はよさそうなのですが、中に入ることはできませんでした。 |
駅前には土産店が1軒営業中で、「愛国から幸福行き」切符やそれを用いたキーホルダー、便せんやハガキ、エプロンなど、いろいろなグッズが売られていました。
愛国駅と売店の間には車掌車がありました。横に「AIKOKU STATION」と書かれ、さらに「国鉄直営店」というプレートまで取り付けられています。
中への立ち入りはできます。でも、ずいぶんボロボロで、中で座ってお弁当を食べようという気にもなりません。
これは何のために置いてあるのでしょうか?
愛国と幸福の間にあって、なかなか目立たない大正駅。 国道419号線にありました。 |
周辺は公園として整備しされていました。 ホームはあるのですが、「たいしょう」の手書きの駅名標や、この美しさ。なんとなく、後から作り直されてできた感じです。 実際のところはどうなんでしょうね? |
トイレはきれいです。 せっかくだから、行ってみて〜。 |
駅舎には、幸福にあやかろう(?)と使用済み切符や名刺、写真などが貼る人が多くおり、一面紙だらけです。 中には青キップもありました。これっていいの?(^_^;) どうやって貼ったのか、天井にも貼られていました。 |
ここは交通公園として整備され、2両のキハがありました。 車内は見学できます(乗務員室は施錠されており、見学不可)。 ホームに近いキハは観光客が寄ってきて賑やかにしていますが、この後ろにあるのはときおり観光客が寄ってきて写真を撮る程度。 ホームの切れたところにあるから、人が寄りにくいんですよね。 |
井戸もありましたよ〜。 だからどうした?って言われると返答に困りますが・・・。 |
売店にはおちゃめなおじさんがいました。TVにも結構でているようですね。 「愛の国から幸福行き」切符が販売されてました。 切符そのものは1枚220円で、廃止年月日の刻まれたものから今日の日付のものまで、いろいろあります。 独身のカップルだとそのまま、結婚したカップだと、お店のおじさんが切符に鋏を入れてくれます。 ハネムーンの私たちは、もちろん鋏を入れていただきました。 後になって思ったのですが、結婚記念日の日付の切符も作ってもらえたのかなぁ。 |
幸福駅の近くに簡易郵便局があります。 営業時間は月〜金の9:00〜15:00。土日・祝日、12/31〜1/3休みとなっています。 幸福駅の切符はここでも売られていますので、「列車には興味はない、切符さえ手に入ればいい」という方はこちらでご購入ください。 |
道を挟んで、幸福駅の反対側にはコスモス、小さなひまわりが咲いていました。 |
こちらの駅は鉄道記念公園になっていました。 車と車輪、腕木式信号機が建っていたりして駅らしい感じ。 駅名標がなかったのが残念。 |
駅の跡地には石碑のみが建っていました。 |
こちらも路線の廃止とともに宅地開発がなされたとかで、駅の跡地には石碑のみでした。 |
この付近でナウマン象の化石が発見されたことから「ナウマン象の村」として有名になった忠類村です。 旅行から帰ったら、義父様から「ナウマン象見たか?」と聞かれましたが、駅を探すのに必死になっていた私たちはそんな余裕もありませんでした。 今度行ったら見てみたいと思います。 |
駅舎内は鉄道資料室になっています。 ここに入るとき。表のドアが固かったので、裏から入りました。 |
裏手にはホームと貨車がいくつか置いてありました。↓ この辺りは「交通公園」となっています。 ハマナスもきれいに咲いていました。 |
実はこの駅、国道から少し離れたところにあり、車で止まったときに偶然見つけたところでした。 駅舎は広尾と同じくバスターミナルになっていて、きっぷ売り場もそのまま残されていました。 |
線路はきれいに撤去されていましたが、ホームはそのまま残っていました。 信号てこも残っていました。でも、信号は見あたらず、てこも固定されていて動きませんでした。 |
これは何の木かな? 分からないけど赤い実がかわいかったです。 |
広尾駅は現在はバスターミナルになっていて、十勝バス、JRバスが発着しています。 待合室はそのまま使用されていて、広尾線の資料室もあります。 |
切符売り場がなんとも風情がありますね。硬券も販売されていました。 |
駅舎内にはタブレット閉塞器、キップ、名札、写真や、部品などのほか、廃止時の写真や制服、模型などが展示されています。 向かって左側の赤や青いのは椅子です。バスを待つ間の時間潰しにもいいのかも。 右側の改札(跡)を出ると、駅舎の裏に出ます。 |
改札の横にスタンプコーナーがありました。 スタンプは広尾線のものが8つあります。 まとめていっぱい押せるので、スタンプを押すのが好きな人はスタンプ帳を忘れずに持参してね。 |
駅舎の裏から見たところです。 以前は、プラットホームも残っていたらしいのですが・・・ |
駅舎に向かって右側には鉄道記念公園がありました。 動輪は、むかし広尾線で活躍していた(らしい)C11形のもの。 |
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