イースター島の情報ノート

(1996年10月)

イースター島で使われる独特の用語について

イースター島では他では使われない独特の用語があるので、これを知らないと遺跡の話を聞いても何のことだか分からなくなってしまいます。
そんなわけで、ここでは最低限知っておいたほうがいい言葉について簡単に説明しておきます。
用語 解説
ラパヌイ イースター島の地元での呼び名。スペイン語ではイスラ・デ・パスクアという。
アフ モアイを乗せる土台となっている部分。原形は祭壇のようなものであった。
プカオ 完成したモアイの頭に乗っている帽子のようなもの。髪の毛を結った「まげ」を現しているといわれる。
マナ イースター島の精霊、モアイを動かしたりする不思議な力。
ホツマツア イースター島の初代伝説の王。
ロンゴ・ロンゴ イースター島の象形文字。現存しているものが少ないためほとんど解読されていない。
マケマケ イースター島の主神。


島で唯一のハンガロア村について

宿

イースター島の空港に降り立つと玄関口には観光客を待っているたくさんの人たちが出迎えてくれます。宿の決まっていない人はここで客引きと交渉して宿を決めてしまうのがいいでしょう。客引きと言ってもほとんどは宿の人です。空港までの送迎は無料なのかとか、宿代や食事代などをしっかり交渉して確認しておきましょう。
おすすめの宿はMarutin y Anitaです。名前のとおりマルティンと奥さんのアニータが経営している宿です。ここに2週間近く滞在しましたが、とても居心地のいい宿でした。マルティンも飛行機の到着に合わせて空港に来ているので探してみて下さい。
宿代は02年11月現在、シャワー、トイレ、朝食、空港からの移動、税込みで、1泊シングル50ドル、ダブル80ドルです。以前はこのページでも96年当時の料金を紹介していて、もう少し安かったのですが、先日、マルティンから連絡があって、部屋数も増えてグレードアップしたらしく料金も変わったみたいです。
今でも快適な宿だと思いますが、このページを見て泊まりに行った方がいたら感想など教えてくれたら嬉しいです。またこれから訪れる方はマルティン一家によろしく伝えて下さい。

連絡先(英語で通じます)
Hotel: "Martin y Anita"
Tel & Fax : 056-32-100-593
Address: Simon Paoa s/n, Easter Island, Chile
Names : Anita M. Hereveri / Martin Hereveri H.
URL: http://www.hostal.co.cl
e-mail: hmanita@entelchile.net

お店

島の物価はチリ本土と比べると高めですが、スーパーマーケットも何軒かあります。ミネラルウォーターやパン、ハム、チーズなどの食料の調達に便利です。
朝は9時ごろから開いていますが午後は1時から3時ごろまでは昼休みとなってしまいます。夜もレストラン以外は早く閉まってしまいます。

教会

村の教会では毎週日曜日にミサが開かれています。島中の人が集まってくるようでかなり賑やかです。観光客でも気軽に行けます。

みやげ物

モアイの置物は村の市場よりもタハイの遺跡の所で売っているものが安くて質もいいものがあります。もちろん値切ることを忘れずに。
また、島を歩いていると黒曜石がたくさん落ちています。黒曜石は黒いガラスのような石で槍の穂先などの石器にも使われていました。拾って帰るといい記念になります。

交通手段について

イースター島ではハンガロア村が唯一の村であるため島内を循環している公共の交通手段はありません。島の観光をするには次のいずれかの手段でまわるのが一般的です。
遺跡紹介のページの左下には到達可能な交通手段のアイコンを付けておいたので参考にしてください。

徒歩
イースター島は歩いてまわるには大きすぎる島ですが、ハンガロア村の中なら全て徒歩で事足ります。
近郊の遺跡でも見所がいくつかあって、歩いていても面白いコースがいくつかあります。
ビナプやプナ・パウなども徒歩圏内ですが歩いて行くにはちょっと退屈な道です。

イースター島では馬で島をまわる人もたくさんいます。馬にも乗る人に合わせて遅い馬、中くらいの馬、主に島の人が乗る早馬の3段階のレベルがあります。宿の人に頼めば馬主が宿まで馬を連れてきてくれます。

島の道はほとんどが未舗装ですが、車ならかなりの場所をまわることができます。レンタカーは1日60ドル前後で借りることができます。原則として国際運転免許証が必要になるので日本を出る前に用意しておきましょう。イースター島では右側通行で、左ハンドルのマニュアルの四輪駆動車がほとんどです。

バイク
バイクは1日35ドルくらいで借りることができます。バイクの場合も国際運転免許証が必要になります。借りる前にタイヤの減り具合やサスペンション、エンジンの調子などしっかりチェックしておきましょう。雨の日や雨降り後などは舗装された道路以外はかなり状態が悪くなるので天気にも十分注意しましょう。


基本データ

面積 180ku
位置 西経 109°26′10″
南緯 027°09′30″
アメリカ大陸より3700km
タヒチより4050km
気候 亜熱帯気候
平均気温 23.3℃
一番寒い月 8月
14.7℃〜17℃
一番暑い月 2月
23.8℃〜27℃
一番雨の多い月 5月
152.9mm
人口 2891人
産業 観光、農業、漁業、牧畜
言語 ラパヌイ語、スペイン語
観光業では英語、フランス語、ドイツ語も通じる
通貨 チリペソ、米ドル

補足

基本データは96年のSERNATURのパンフレットをもとに作りました。
SERNATURというのはチリの観光案内を行っている機関です。
96年10月に訪れた時の島の天気は変化に富んでいて通り雨のようなものに何度か会いました。
一日中天気が悪かったのは2週間の滞在のうちで1日だけでした。

イースター島の秘密と未確認情報

15本指のモアイ

一見無表情なモアイも、よく見るといろいろな表情があってそれぞれが個性的な顔をしているのですが未確認の変わったモアイを一つ紹介しておきなす。
このモアイは島の内陸にあって小さな森の裏手にぽつんとありるので、見落としやすいのですが、指が15本あるというモアイです。15本指というのはこのモアイを見てきた後で聞いたため、どんなふうに15本指があるのか確認できませんでした。実際モアイの指は風化して分かりづらくなっているものがほとんどなので注意していないと見落としてしまいます。イースター島にはよく見てみるとなんか変だっていうモアイがたくさんあるので小さな発見はまだまだあると思います。何か変なモアイを見つけたら教えて下さい。

15本指のモアイについては、タヒチ在住marumaruのはまぐちさんより情報を頂き、左手が2つあるのが確認できました。腕が左右2つづつあるらしいので20本指かも知れないということです。
tomo−san’s Homeのtomo−sanからはイラスト付きで腕の状態なども報告いただきました。
どうもありがとうございました。 

秘密の洞窟

イースター島にはまだまだ秘密が隠されています。島民だけの知っている聖なる洞窟には今でもロンゴロンゴの木版や精霊の像など、先祖や精霊を敬うための供物が隠されているという話です。
海中に入り口があるもの(明かりはどうするのだろう)とか、入り口がふさがれて隠されているものなど、明るくひとなつっこいラパヌイの人たちでも決して観光客には教えてくれない聖なる場所が島のどこかにあるようです。探検できる洞窟もいくつかあるので探してみましょう。
人ひとりが入れるくらいの小さな入り口を入っていくと断崖に2つの出口がある洞窟なんかもあります 。
変わった洞窟を見つけたら教えて下さい。

地図