三高歌集

応援歌(ああ東海の)

大正十年  奥田嘉治 作詞   山田浩之助 作曲

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1
嗚呼東海の敵至る
烟塵千里草を巻き
光芒長く空に舞ふ
天日暗し風寒し
戰近しさらばいざ
自由の壘に立たんかな


ああとうかいのてきいたる
えんじんせんり くさをまき
こうぼうながく そらにもう
てんじつくらし かぜさむし
たたかいちかし さらばいざ
じゆうのるいに たたんかな

2
壽永の秋の怨恨は
流れて遠し九百年
今京洛の野に燃ゆる
我等が高き鮮血旗
向陵の軍破るべく
今ぞ立ちなん自由の子

じゅえいのあきのえんこんは
ながれてとおし くひゃくねん
いまけいらくの のにもゆる
われらがたかき せんけつき
こうりょうのぐん やぶるべく
いまぞたちなん じゆうのこ

3
四壘火を吐き敵軍の
白旗空しくそよげども
幾先人が血になりし
自由正義の王業は
雲山高く永劫に
宇内の上にゆるぎなし

しるいひをはきてきぐんの
はっきむなしく そよげども
いくせんじんが ちになりし
じゆうせいぎの おうぎょうは
うんざんたかく えいごうに
うだいのうえに ゆるぎなし

4
戰の終近づきぬ
見よ長棍に高鳴りて
天を貫く熱球や
銀線�Rる夕陽の
雲はるかなりあゝ我の
光榮ある時は近づけり

たたかいのはてちかづきぬ
みよちょうこんに たかなりて
てんをつらぬく ねっきゅうや
ぎんせんかぎる せきようの
くもはるかなり ああわれの
はえあるときは ちかづけり

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