【キ】
利き目 (ききめ) | 目は二つあるけど、両方で物を見ているのではなく、どちらか一方で見て、もう片方は補助的な役割をしている。ゴルフでも利き目でボールを見るのが大事である。簡単なチェック方法は、カメラを構える時にどちらの目でファインダーをのぞいているか調べればいい。 |
キック (Kick) | 英語の意味は蹴ることだが、ゴルフではボールが地面を蹴ること、つまり弾むことをいう。「ナイスキック」と言えばボールがいい方向に跳ねたこと。 |
キックポイント (Kock point) | クラブのシャフトのしなりの頂点のこと。これがヘッドに近いところにあるほどシャフトは硬く感じられ、手元に近いところにあるほど柔らかく感じられる。セットの場合はどの番手も同じキックポイントになっていなければならない。 |
ギッタンバッタン | バックスイングで体重が左足にかかり、ダウンスウィングでは右足に体重がかかり、体重移動が逆になること。頭を動かしてはいけないという間違った意識による事が多い。これではうまく当たらないし、距離も出ない。 |
規定打数 (きていだすう) | そのホールをいくつであがってくださいと定めた打数(パー)のこと。距離によって3、4、5と定めている。 |
ギブ (Give) | マッチプレーで相手のつぎのパットのストロークを省略し、入ったことにすること。正式にはコンシードするという。日本ではOKと声をかける。 |
ギブアップ (Give up) | マッチプレーでそのホールを最後まで続けず、途中で勝ちを譲ること。ストロークプレーでギブアップといってパーの3倍でスコアを計算しているが、ルールにはストロークプレーにギブアップはない。 |
逆オーバーラッピング グリップ | パッティングの時のグリップは、通常のショットとは逆の左の人差し指を右の小指の上に重ねる握り方をしている。これにより方向性と距離が合わせやすい。 |
逆ハの字 (ぎゃくはのじ) | スタンスの取り方で左右の足のつま先を開いて構える様子をいった言葉。 |
逆ハンドグリップ | パッティングの握り方で、左右の手のグリップを握る位置が反対になった握り方。イップスなどで悩んだ人がこの握り方にしている場合が多い。 |
逆目 (ぎゃくめ) | グリーンの芝がカップからボールに向かって傾いて生えている状態のこと。当然ボールの転がりは少なくなる。この逆は順目という。見分け方は、太陽が出ていれば芝がくすんで見えたら逆目、光って見えたら順目、山などの地形やプレーヤーの進行方向などにもよる。 |
キャッシャー (Casher) | ゴルフ場のフロントにある、料金を支払う場所。 |
キャッシュイン・パター (Cash in putter) | パターのヘッドの真中近くにシャフトの取り付けられたパターで、T字パターともいう。よく入って、お金も入ってくるということからこの名前がつけられた。 |
キャディ (Caddie) | ゴルフ場でゴルファーのキャディーバックを運んだり、球を拭いたりしてくれる人で、コース内で唯一助言やアドバイスを受けられる人でもある。 |
キャディーバック (Caddie bag) | クラブやその他の道具を入れて運ぶバックのこと。 |
キャディマスター (Caddie master) | 本来はキャディを必要とするゴルファーにキャディを斡旋する業務の者のことだったが、今はスタートの組み合わせやスタート時間を管理する場所。 |
キャビティバック (Cavity back) | アイアンクラブのヘッドのバックフェースに凹みをつけ、こうすることにより重心をヘッドの前後に分散させ、フェースの芯を外しても飛距離のバラツキを少なくしたもの。 |
キャプテン (Captain) | 本来は倶楽部の長のことだが、日本では倶楽部対抗戦などの主将のことをいう。 |
キャリー (Carry) | 打ったボールが地上に落下した地点までの距離をいう。 |
キャロウェイ方式 (Callawayほうしき) | アメリカのティーチングプロのライオネル・キャロウェイという人が考案したハンディキャップの出し方。グロススコアと最悪ホールのスコアに応じて、査定表でハンディキャップを決める方法。対象ホールを予め決めておいて、同じように査定するのが変則キャロウェイ方式。 |
キャンセル待ち | ゴルフ場のスタート予約をしたところ満員で、予約取消により空きがでたら入れてもらうこと。 |
ギャンブル (Gamble) | イチかバチかのショットをするときに使われる。ゴルフのベット(握り)もやはりギャンブルですね。 |
丘陵コース (きゅうりょうこーす) | 丘陵地帯に造られたゴルフ場のこと。 |
競技(きょうぎ) | ゴルフで技を競い、優劣を争うこと。英語にするとコンペティションといい、略してコンペ。仲間うちでやるのをプライベートコンペといい、誰でも自由に参加できるのがオープンコンペ、倶楽部でやるのは倶楽部競技。 |
競技委員 (きょうぎいいん) | 競技を管理する委員のことで、競技方法を決め、スコアカードを発給し、ルール問題が起きたら裁定するなど、競技に関することをおこなう委員のこと。 |
競技者 (きょうぎしゃ) | 競技をする人のことだが、ルール上ではストロークプレーを行なう人に限られる。マッチプレーを含めて競技をする人はプレーヤーというらしい。 |
競技の条件 (きょうぎのじょうけん) | 競技委員会はどういう形式で競技をするのか決定し、ローカルルールを決めて公表する。このことを競技の条件という。当然プレーヤーは競技の条件を知っていなければならない。 |
共用のキャディ (きょうようのきゃでぃ) | 1組に1人のキャディが普通だが、このように複数のゴルファーに1人のキャディの場合をいう。キャディのやったことはすべてプレーヤーが責任を負わなければならないが、共用のキャディの場合も同じです。 |
局外者 (きょくがいしゃ) | マッチプレーではマッチに関係ないもの。ストロークプレーでは競技者サイドに属していないもの。マーカーやオブザーバーも局外者。同伴競技者の球もそう。たとえば二人の競技者が同時に打って、その球が空中で衝突したとしても、局外者に方向を変えられた球ということで、止まったところからそのままプレーを続けなければならない。 |
切り返し (きりかえし) | トップオブスウィングからダウンスウィングに移ることを言う。この切り返しの瞬間は、いいショットをするにはとても大切で、人により左足の踏み込みからはじめたりさまざまです。 |
切る(きる) | 腰を切るという使い方をする。腰が鋭くターンして目標方向に向くことをいう。腰が切れないとクラブフェースが返ってボールが曲がります。「100を切る」という場合は、それ以下のスコアを出す事。 |