春、イッツ・ア・スモールワールドのオープン前
繁忙期、パークを早めにオープンすることがある。混雑回避が目的で、入り口などで列が長くなりすぎないように、ということである。一番早いとき、9:00オープンのときに一般の人は8:45に、ホテルの宿泊者のアーリーは8:30に、という感じである。しかし、アトラクションが早く開くわけではない。イッツ・ア・スモールワールドやアリスのティーパーティーなどは9:00になる。実際には準備ができれば8:55くらいにオープン、ということもあるが、その程度である。一方、一番早く入ったお客様はイッツ・ア・スモールワールドの前には8:40には着く。でもこの時間ではまだ乗れないので9:00頃までお待ちいただくことになる。初めから既にオープンしているアトラクションに向かったりするお客様もいるが、そうでない方もいる。そんなとき、「ぷーさんのハニーハントはご案内始まっていますよ。」などとお知らせすることもある。
秋のこの日、パークは通常より早くオープンしたが、イッツ・ア・スモールワールドは9:00頃から。私の最初の担当はアトラクションの入り口、エントランスのポジションであった。お客様が入る時間には入り口に立つ。8:45くらいに最初のお客様が。若い女性でおひとりであった。いつものように案内を始めているアトラクションをご案内したが、イッツ・ア・スモールワールドに乗りたくて、と。これは担当者としてはうれしい。
こういうとき、1stVisitのシールをお渡ししたりする。これは、本来はアトラクションに初めて乗った人、大抵は子供のお客様に渡すものではあるが、ちょっと拡大解釈して“今日初めてのお客様”に渡したりする。そのとき、“本来は(その日最初ではなく)初めてアトラクションに乗る人向け”であることをお話ししてだけど、大人のお客様は貰う機会がないのでとても喜んでくれたりする。
それでも時間まではまだ少々あるので、その間にちょっと軽いお話を。7つの噴水の意味や6つの水路の意味、更にアリスのティーパーティー前の紅茶をイメージした模様などをおはなししたりする。他のお客様も並び始めると、本来のエントランス業務もしなくてはならないので、そちらに注力して行く。早くオープンするのは混雑時なので9時前に列ができることもある。そうなると、「建物に沿ってお並びください」などと案内も必要になってくる。
この日、次のポジションはグルーピングなので、最初のお客様は私がそのまま先導してQラインを通って乗り場へ。各ポジションについているキャストはお客様に手を振ってお迎えしている。その中をゆっくり進む。これもまた、オープン時の楽しみ・・・とも言える。