秋、お客様をキャストと間違えたはなし

ディズニーではハロウィーンの時期、仮装しての入園が可能である。ただ、仮装可能なのはディズニーのキャラクターのみとなる。だから、キャストの仮装はできない。これはある意味当然で、お客様がキャストと間違えてしまわないように、となる。キャストは、時にはお客様の行為を止めるなど、お客様にお願いしたりもするのだから。でも、似たような色など、雰囲気の似た服装は可能ではある。
40周年のとき、パレードを待つ間、子供たちに40周年の音楽に合わせてキャストと一緒にガーランドや小旗をもって歩く、小パレードを楽しんでもらうイベントがあった。パレード前にコースを少し歩くだけ、なのだけどお子さんも付き添いの大人の方も楽しんでもらえた。ここでの仕事、まずお子様と一緒にパレードを待っているグループの大人の人に“お子様のパレードをするイベントがあるのですが、参加しませんか?”と言った感じで声をおかけする。恥ずかしがり屋のお子さんもいるけど。半分以上の人が参加してくれ、写真を撮ったりして良い記念になったと思う。
さて、お客様をキャストと間違えた件である。このイベント、ファンタジーランドのキャストが行っていたので複数の所属の人が参加する。当然、初めての人と、だったりする。でもそこは同じキャスト。スムーズに行えている。ファンタジーランド、共通のコスチュームがあるけれど、ぷーさんのハニーハントやホーンテッドマンションは別のコスチュームである。ある日、パレードの終点付近にいたとき、ゲストから聞かれたことがあった。
「○○味のポップコーンはどこで売っていますか?」
という感じだった。すぐに答えられないのでそばにいたホーンテッドマンションのキャストに聞いてみたのだけど、聞いたあとで、“あれ? 名札がちょっとちがう?”この時期、名札にはガーランドドを付けているけどそれも違う。そう思って見るとコスチュームではなくコスチューム風。つまりゲストにキャストと思って話しかけてしまったことになる。冷や汗が出そうなことではあるが、日ごろ同僚であっても丁寧な言葉を使っているし、別の部署なのでなおさらのこと。失礼な言いかたではない。それでも大きなミスではある。すぐにお詫びした。
でも・・・このお2人、相当なディズニー好きだと思う。そして、キャストと間違えられたこと、自慢するかもしれないな・・・なんて思ってしまう。間違えたことに気づいてすぐお詫びをしたけど、どこか嬉しそうだったし。


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