冬、年齢確認のはなし
アトラクション、一部で身長制限があり、乗る前にチェックする。それ以外は・・・年齢制限はないのだけど、7歳未満のお子様は16歳以上の同伴が必要である。また、ピノキオの冒険旅行では、年齢に加えて“一人で座れること”となっている。これはお客様にお声がけしての回答によるのだけど、まだ早いのでは? とお話ししたこともある。
このような年齢規定があるので、必要に応じてお客様の年齢確認をする。小さな、未就学と思えるお子様がいても大人の人と同伴であればそのままご案内する。だけどお子様だけであれば、
「一番小さな子は何歳?」
みたいに確認し、もし7歳未満のお子様がいれば
「大人の人と一緒に乗ってね。」
などと案内する
同伴者も、高校生くらいであれば年齢を確認して、16歳未満であれば16歳以上の同伴が必要であることをご説明する。正直、高校生以上、特に女子高生だと年齢はちょっと聞きにくい。でも、安全確保のためには、聞きにくいなどと言っていられないので疑問を感じたら勇気を振り絞って? 確認をする。もしエントランスで見逃してしまうと、乗る直前になって乗れない、と判明して戻ってもらうことになったりして、無駄に待った、ということになる。これは避けたいことである。実際、
「あの子、15歳だったよ。」
などと言われて、あの子が~! と驚くこともある。近くにいた大人の人と一緒に、ということで乗れたが、無駄に待つことにもなるのでひょっとしたら? と思ったら確認するようにしている。
さて、年齢確認である。比較的聞きやすいお子様から確認するが、お子様にもプライドがある? 年を聞かれたことで幼く見えた、と思うかもしれない、子供だけのグループで一人だけ聞いたりすると、周りから冷やかされたりして不満そうに見えることもある。そんな時、
「念のための確認だからね~」
と言ったりするが、納得していなさそうに思えることが多い。こういうこともあるので、女の子の場合、胸のあたりをちらりと見て、膨らみ始めていたら7歳以上、と判断する。
もうひとつ、
「7歳以上ですか?」
という聞き方がある。これは嘘を誘発するし、「はい」と返事があっても7歳以上だから「はい」と答えたのか、それとも返事としての「はい」なのかの不安などもあって、望ましくない。だけど・・・女子高生らしい人に対しては「16歳以上ですね。」の方が聞きやすいので、使うこともある。
ところで、子供に「何歳?」と聞いてすぐに答えられないことも時にはある。そんなときは、何年生? と聞く。2年より上なら7歳以上で間違いない。さすがに学年をすぐに答えられないことはない。が、1年生だと誕生日などの確認がいる。
さて、一部の子供で年齢を聞くと「個人情報!」みたいに言ってくる。年齢だけでは個人情報でも何でもないのだけど、それをここで議論してもしょうがない。しかし、年齢を聞かれたときに隠したて良いことは一つもない。もし年齢制限に引っかかりそうで、年齢が確認できなかったら乗せられない。実際、別のキャストが対応した例で、お子さんの年齢確認ができなかったので大人の人と一緒に、と言ったところお母さんが来て
「7歳以上なのになぜ乗せない!」
と言ってきたことがあった。その子、年齢を言えなかったので仕方ないと思う。この状況では私も同じ対応をしたと思う。
アリスのティーパーティー、クルクル回るので大人が乗りたがらないアトラクションの一つである。その一方で子供は平気だったりする。なので、子供だけで乗って、と言うパターンがある。しかし、子供が7歳未満だったら? 詐称して乗ることもあるようだ。小さな子に年を聞こうとすると、近くのお兄ちゃんお姉ちゃんが“7歳です!”と。一瞬どうだろう? と思ってしまうこともあるのだが、「本当に?」と聞くわけにもいかないからそのまま乗せたりする。この年齢確認、アルスのティーパーティーでは3回行う。エントランスとカップに案内する直前、そしてカップの中で、である。これは、グループ分けにも関係する。エントランスでは、明らかに乗れないグループをとめる。たとえば7歳未満の子のいる子供だけのグループ、小さな子を含み大人の少ないグループなのである。分け方に注意が必要だけど乗ることができる、とすれば通す。例えば子供が5人と大人が2人。大人が2カップに分かれれば乗れるので「7歳未満のお子様には16歳以上の人も一緒にお乗りください。」といった感じで注意しながら案内したりする。
乗る直前では、グループをどう分けるかも確認し、案内する。が、実際にカップに乗ったときにそれと違う別れ方になってしまうことがある。これをカップで最終確認する。例えば子供2人大人2人のグループで、子供だけが一つのカップに乗ってしまい、7歳未満の子がいることがありうる。事前に案内していてもそうなってしまうことがある。
年齢確認関連では、いろんな出来事もある。それを紹介してみる。
1件目。今となっては年齢確認した時の状況が今ひとつ覚えていないのだが、女性に聞いた時、
「21歳です。」
と堂々と答えられた時がある。このくらいの年齢だとあまり気にしないのだろうな、と思う。そして、周りから
「〇〇ちゃん、やったね!」
と。
まあ、明らかに大人、と思う人に年齢を聞く必要はないのだから、若く見られたことには間違いがない。
2件目。カップの中にはお子様2人。小さな子にまず聞いてみると、ごにょごにょ、とはっきりしない。もう一度聞くと
「4さ〜い」
と。ここまで何回もの年齢チェックを切り抜けてきたけど、最後につい本当のことを言ってしまったようだ。これでは動かせないので、
「一緒に来た大人の人は?」
と聞いたら出口付近にいたので乗ってもらって無事動かせた。
後で別のキャストが、“怪しいと思ったけど7歳、と言うから通した。見破ってくれてよかった。”と言われた。私も7歳未満では? と思ったけど4歳とは思わなかった。まあ無事でよかった・・・。子供には嘘はつかせないでほしい、と言うのが正直な気持ちである。
そしてもう一つ。お子さんの年齢を確認すると、大人の人が「私は58歳」みたいに答えてくれたりする。そんなときは「ありがとうございます」などと笑顔で否定しないような返事をしたりする。そして、お子さんが「ママは32歳!」などと。これも「ありがとう」と返事したりするが、お母さんは苦笑いしたり「ママの年は言わなくていいの!」と。でも、なんだか微笑ましく、温かく感じたりする。
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