冬、写真撮影

イッツ・ア・スモールワールド前、ここでの記念写真は定番、とも言える。写真の依頼をされることも多いし、自撮りしている人には「お撮りしましょうか?」とお声がけすることもよくある。ちょっとした合間、業務終了直前など時間があれば外に出て撮影したりする。
写真を撮るとき、こんな感じでタイミングを合わせる。
「撮りま~す、
 ハ~~イ、
 ポー~ズ」
これはカメラマンキャストの時そのままである。他のキャストも同じように言う人もいるけど、“ハイ、チーズ”の人もいる。

さて、イッツ・ア・スモールワールド前、撮る場所はやはり真正面である。狙いたいのは他の人が写っていない写真である。だけどここは非常に人が多い場所である。アトラクション利用の人が多いとここまで列が伸びてしまう。そういう時はさすがに無理だが、そうでなければできる限り他の人の写っていない写真を撮りたい。
実は、他の人の写っていない写真、意外と撮りやすい。まず、なるべくイッツ・ア・スモールワールドに近づいてもらう。これで他の人が写るのは避けられる。広く写るようになるべく広角にする。でもお客様によっては手前で、となるのでその場合は低い位置から撮る。そうすると遠くの人は低くなるので目立たない。また、撮りたい人の陰に隠れるようにしたりする。こうするとお客様の目立つ写真にできる。低い位置で撮るとイッツ・ア・スモールワールドの建物が上まで写しやすくなり、お客様を大きく撮れるメリットもある。
そして表情である。写真はスマートフォンで撮ることが多いのだけど、画面で見ていたのではわからないこともあるので直接見て撮っている。小さなお子様、なかなか向いてくれないけど一度向いてくれたら意外とそのまま、ということもある。でも一瞬、だったりするので向いてくれた! と思ったら即座にシャッターを切る。フイルムと違って枚数に制限が少ないからどんどん写せる。
イッツ・ア・スモールワールドでの写真、難しいのは夜である。イッツ・ア・スモールワールドはとても明るいので普通に撮ると人物はシルエットになる。こういうときはフラッシュを強制発光する方法もある。また、上から写すことで顔が明るく写りやすくなる。このあたりは様子を見ながら、あるいはお客様とお話ししながら撮っている。

写真の出来である。私の写真、お客様には比較的評判は良いようだ。(自画自賛?)
以前、カップルの写真をお撮りした時、女性が、
「私だけの写真を撮って」
と私にお願いされたことがあった。続けて
「さっきの写真、とてもきれいに写っているから」
とのことだった。
これはとてもうれしい言葉であるが、彼の立場のこともある。とりあえず写した後で。
「実は、私は元カメラマンキャストなんです。」
と言ったりした。元カメラマンキャストなら元写真撮影のプロ。きれいに撮れて当たり前、となるから彼の名誉を守れるのでは? と思ってのことである。

ここでカメラのことも書いておく。多くの場合、カメラではなくスマーフォトンである。一眼レフをお持ちのお客様もでも「お撮りしましょうか?」と声をかけるとスマートフォンを渡されることも多い。一眼レフ持ちとしてはわからないこともない・・・。が、扱えないと思われているかな? とも思う。他には小さめのデジタルカメラ、レンズ付きフィルもある。中には通好みの28mm単焦点カメラも。これは同じものを持っているのでつい話しかけたりしてしまう。そして一眼レフのフイルムカメラ。これも可能なら話しかけてしまう。こだわっている人が多いので、気づいてくれたこと、どこか嬉しそうだったりもする。
さて、高価なカメラ、そのひとつがライカだと思う。赤い丸のマークがあるのでwそれでわかることもある。断られるかな? と思いながらお声がけしたら、即座に
「お願いします」
と返ってきた。このカメラ・・・100万円くらいかな? などと思うと緊張するが、落ち着いて撮影。無事市写し終わった・・・。

最近はまたフイルム一眼レフを使うお客様も時々見かけるようになった。フイルムカメラと分かると・・・つい、お声がけすることもある。


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