春、立ちっぱなしの仕事

キャストの仕事の特徴のひとつ、立ちっぱなしである、ということである。実際、パーク内で座っているキャストを見ることはほとんどない。見かけるのは、一部レストランでのレジくらいであろう。アトラクションキャストも裏の仕事であれば座って、ということは実はあるのだが、ライドを監視カメラなどでチェックする業務くらいである。それ以外の仕事は立ちっぱなしである。アリスのティーパーティーとピノキオの冒険旅行の勤務は全て、完全に立ちっぱなしである。もちろん休息や食事の時間は座ることができるが、それ以外、勤務中は完全に立ちっぱなしである。
勤務時間、日にもよるが大抵は5時間から7時間少々。その時間の立ちっぱなし、長い時間ではあるが私はこなせている。キャストの前の仕事はIT系の業務であり、当然座っての作業だったのだが、趣味の凧あげは大会ではずーっと立ちっぱなしだったからか、最初のカメラマンキャストの仕事もこなせた。ただ、これがきつい、と思う人も当然いると思う。でも、しばらく勤務すると慣れるようである。で、これだけ立ち続けると? 勤務後、歩くのはよくても階段がきつくなる。ワードローブ別館でロッカーに行く数段でも足が重くなったりする。帰りの駅、階段を避けてエスカレーターを使うけど時間ギリギリだと階段を急いで上る。これが・・・とても長い。

もうひとつ、寝ているときにこむらがえりがときどき起きた。やはり、足の疲れがあるからかと思う。こむらがえり、ふくらはぎが主だけどこれは慣れてきたから即座に対応して痛みが強くなるのは防ぐことができるようになった。こむらがえり慣れ、なんて良いこととは思えないが対処できるので激しい痛みを避けられていることを考えるとありがたいことではある。が、こむら返りはふくらはぎ以外の筋肉でも起きる。基本的な対処はおなじでその筋肉を伸ばしてやればよいのだけど、これがどうすればよいかがわからない。痛む筋肉はわかる。が、足をどう動かせばその筋肉を伸ばせるのか? これが不明である。こむら返りがおきるのは立ち仕事の宿命? 水分補給などの対処法をとるしかないか・・・。

さて、最大の何時間くらい連続して立ちっぱなしになるか? 短時間の勤務の場合、途中に休息時間が入らない。その一番長いのが6時間。これには勤務の前後の着替え時間も含むのだが、着替えは座ることがない。つまり、自宅から駅、駅からの移動、着替え、勤務前の準備。バックステージでのバスで座れなければ立ちっぱなしになる。勤務後も着替え、コスチューム交換、そして駅までの移動・・・。帰りの電車も座れなければ合わせて8時間、立ちっぱなしになることもある。一日の1/3結構長い。

ところで立ちっぱなしと書いたけど、じっと立っているわけではなく、業務中は歩いている。どのくらい歩いているか、歩数計を使ってみた。その結果、勤務時間や内容にもよるが1万~2万8千歩。だいたい1万8千歩くらいであった。これは自宅から最寄り駅までと舞浜からロッカー、更に職場のオフィスまでの移動を含んでの数字である。結構歩いていると思うが、平均すると2万歩に満たない・・・。思ったほどでもない? とも感じてしまった。

但し、2~3秒以上歩き続けないと反応しない。ピノキオの冒険旅行のローダ、アンローダでは数歩歩いて止まり、数歩歩いて戻る。歩くけどカウントしていないことも多いようだ。


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