春、やってみる?2026.10.30更新 
 
アリスのティーパーティー、カップは18あり、乗るグループの数に応じてキャストが数えてゆく。記憶では間違えてしまうのでカウンターを使って数えている。お客さまを1カップ分案内するごとに1回押してゆき、18に達したところで案内を止める。このカウンター、ごく一般的なもので、銀色の丸い形でレバーを押すとカウントが一つ進む。そして、横のダイヤルを回すと“0000”にできる。交通量調査その他に使われているものと同じなので特別のものではないのだけど、カウンターは多くの人が手にするようなことはないと思う。だから? 子供からみればちょっと気になるようで、数えている時など
「それなあに?」
と言われることもあるし、触りたがったりするように思えることもあり、お母さんなどが「触っちゃだめよ!」と止めたりする。そんなとき、お客様の案内が終わってちょっと時間があるとその子のところに行き、カウンターを見せて
「押してみる?」
と声をかけることがある。お子さん、「いいの?」という感じで私や親の顔を見たりする。「いいよ」と、おおきくうなずくと、嬉しそうに押している。その子の兄弟がいれば一緒に声をかける。同じように押して楽しんでくれる。時には大人の人も、「いいですか?」みたいに声をかけたりする。もちろん、断ることはない。たったこれだけのことだけど、見ていて私も楽しくなる。
これ・・・明確に許可されているとは思えないけど、逆に禁止されているわけでもないから、キャストの裁量の範囲内だろうな、って思う。近くにいる同僚も楽しそうに見ているのだし・・・。

これと似たようなこと、待ち時間表示でもある。アリスのティーパーティーやピノキオの冒険旅行の待ち時間の表示は、ダイヤル式だったり、小さな穴の中から数字が表示されたりするようになっている。この表示は、側面や裏にあるダイヤルを手で回して変える。アトラクションの待ち時間表示、このようにダイヤルなどで回すものもあるし、モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク! のように時計のような針を回すもの、イッツ・ア・スモールワールドのように磁石のついた数字を交換するものもある。また、タワー・オブ・テラーのように手作業でなくてパタパタ式、電光表示のものもある。
電光表示などは便利そうだけど、手間はそんなに変わらないと思う。実際、アプリの待ち時間表示は業務用のスマートフォンで設定するのだけど、アプリを立ち上げて数字を入れるのは結構手間がかかる。それよりは、表示のある所に行ってちょっと回す方が楽? とも思える。
ピノキオの冒険旅行、列が伸びると待ち時間表示は列の中になってしまう。お客様に声をかけて開けてもらって表示のところにゆく。そして表示を変えていると、面白そうに見ている人もいる。そんなとき、
「とてもアナログ的な表示変更です」
と言ったりしながら変えることもある。そうすると、時には
「こんな風にやっているんだ・・・」
「自動じゃないんだ・・・」
みたいに言われることがある。そんなとき、
「やってみますか?」
と言うと、皆さん嬉しそうに回してみたりしている。ダイヤルを回す、たったそれだけのこと、ではあるけど、キャストしかできないことをちょっとだけ、やってみることができる。これもまた、面白いことなのだろうな・・・と思う。それで・・・お客様にやってもらうことができること、他にあるかな? なんて思ってみたりしている。アトラクションの運転などはもちろん安全にかかわることだから無理。何かないかな・・・と、思えてしまう。でも、残念ながらイッツ・ア・スモールワールド周辺ではなさそうである。
他のアトラクションで、キャストの帽子をかぶって発車の合図をさせてもらった男の子もいるそうだ。ちょっとうらやましい・・・。



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