冷蔵庫の開け閉めを減らせば、冷気が逃げなくなることは感覚的にもよくわかると思います。昔NHKでやっていたのでは、一度ドアを開けると5分くらいはもとの温度に戻らないということをやっていました。開ける回数は少なく、そして一回に開ける時間は短くというのが鉄則です。とは分かっていても、なかなか実行できないのが現実のようです。環境家計簿を取り組んだ人たちでも、比較的自分(主婦)は開ける回数を減らそうと努力して、以前に比べて減らしたという実感があるようですが、特に子供たちが頻繁に冷蔵庫を開けることが問題のようです。冬場は比較的すくないとしても、夏になると頻繁に冷蔵庫の中のおやつや麦茶やジュースなどを取り出すために開けるようです。また、目的があって開けるというよりは、冷蔵庫にいろいろなものがつまっていて眺めていることが楽しいという子供も多いみたいですね。
冷蔵庫を開ける回数を減らす為に、いろいろと工夫している様子がうかがえました。■冷蔵庫のドアに紙を貼って、開けた回数を記入するようにした
自己チェックという意味ですね。子供も一緒につけてみると面白いかもしれません。■冷蔵庫にお茶や水を冷やして入れて置いたものを、魔法瓶(ポット)に入れ直した
特に夏場はこれが有効のようです。いちいち冷蔵庫を開けて、冷蔵庫の中身を暖かくするよりは、ポットからそそいだほうが省エネになります。■冷蔵庫の中に入っているものを常に確認している
どこにあったのかわからないのでは、開けている時間がながくなります。買い置きで「あれはたしかこのあたりにあったのに」と探しているのなら、ちゃんと在庫チェックをして開けずにわかるようにしておくといいようです。■冷蔵庫を開けると明るさに反応して音楽が流れるものを設置した
意識するという点ではいいでしょうね。子供が喜んで遊ばないように気をつける必要はあるかもしれません。■使っていない冷蔵庫をおもちゃにした
電気がついていなくても、子供にとっては冷蔵庫は面白いもののようです。これによって台所にある冷蔵庫には手を出さなくなったということです。
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